感想@ドラマ「素直になれなくて hard to say i love you」第11話(最終回):未来へ。*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
ドラマ「素直になれなくて hard to say i love you」の感想です。
今回は第11話(最終回)「未来へ。」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第10話:死なないで!】
各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2010年春 放送開始作品】
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私は、ドラマや小説、漫画、アニメ、映画……と
ジャンルに限らず、
(それこそ絵画や音楽なども含めて)
作り手には一定の敬意を払うべきだと思っています。
一つの作品を最後まで作り上げるのは
本当に大変な事ですし、
ましてや、こういう大人数がかかわった作品なら尚更です。
なので、スタッフさん、キャストさんには
「お疲れさまでした」と心から言いたい
──のですが、
最後までこちらのドラマを見て、まず思ったのは、
「酷かった」の一言でした。
すみませんが、敬意を払うとか
そういうレベルじゃなかったですww
近年、稀に見る駄作だと思いました。
この最終回を見る前から
「どうせ酷い終わり方なんだろうな」と思っていましたが、
実際はそれ以上でした。
ぶっちゃけ、苦笑と失笑しかなかったです。
私が好きで見ていたとはいえ、
11話分の時間(賞味十時間ぐらい?)を返してほしい……。
多分、初回と最終回だけ見れば
このドラマの九割五分は語れると思います。
以前から、しょっぱなに広げた伏線が
どうしようもなくしょぼい感じで片付けられていましたが
この最終回は、各キャラクターでこれが行なわれていました。
事の顛末のほとんどをモノローグで説明して終わるなら
最初から出さなくて良かったのでは?というネタばかり。
そして、どの登場人物も
簡単に片付けられてかわいそうな感じになっていましたが、
中でも、ハル(水野月子/上野樹里さん)の弟には
登場した意味すら無かったと思えました。
最初の予定では、麻薬をやっていた教え子も含めて
あれこれと膨らませるはずだったんでしょうね。
メインの恋愛部分も、結局、誰もちゃんとはくっつかなくて、
“俺たち/私たちの恋愛はこれからだ!”ENDになっていましたし。
なんていうか、
普通のドラマは、物語があれこれと進んでいった結果、
終わりを迎えるので、“最終回”となるんですが
こちらは、“最終回”になったから
「ここで終わらせておくか」と切った感じがします。
きっと、第二話で終わらせようと、
第五話で終わらせようと、
あんまり変わらなかった気がします。
ところで、脚本家の北川先生が、ご自身のツイッターで
> はっ。夜中に半身浴をしながら、中川さんの熊のプー太郎チーズを読んでて
> 思い出しました。ナカジに「べらぼーに好きだぜ、ハル」と言わせるのを忘
> れました!大変です。せっかくご本人に了承まで取ったのに。今日、最終回
> です。みなさん、脳内で言わせて楽しんでください。
……とおっしゃっていましたが、
この「べらぼー」を入れるのはどこ??
まさか、ラストの再会シーン??
あり得ない。
本っ当にあり得ない。
ドラマのDVDボックスや、シナリオブックも出るらしいですが……
どうなんでしょう、売れるのかな。
怖いもの見たさで
シナリオブックを立ち読みする事はあるかもしれませんが、
私はまず買わないです。
ドラマの中で笑える事はなく、
むしろ、ドラマがあまりにも面白くなくて笑ってしまう
……という不思議な作品でした。
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2010-06-25 22:38
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