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感想@映画「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」*ネタバレあり [映画・舞台]

映画
「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」の感想です。


私は、前作も含めて原作の小説を読んでいません。
(前作の映画も未視聴です)
以下の記述にはネタバレを含みます。


洋画に疎い私でも、
さすがに「ブリジット・ジョーンズ」の名前ぐらいは
知っていましたので、
興味を持ってCSで視聴しました。
確か、等身大の女性のリアルな恋愛描写が魅力……という
前知識がありましたので、
冒頭でいきなり出た
ブリジット・ジョーンズ(レニー・ゼルウィガーさん)の体型にびっくり。
いやぁ……凄いですね!
ふくよかを通り越して、肥満の域に入っている気がします。
しかも、こちらの女優さんは
元からこういう人なのではなく、
この役のためにわざと太ったんですよね??
プロ意識が凄過ぎます。



お話は……全体的にかわいらしいと思いました。
とにかく、ブリジット・ジョーンズの魅力だけで
最初から最後までグイグイと押しまくりです。
恋人のマーク・ダーシー(コリン・ファースさん)を好きなあまり、
周りが見えなくなったブリジットが
TPOに全く合わない言動をしたり、
彼の些細な言葉に一喜一憂させられて、振り回されたり、
挙げ句の果てに、誤解から麻薬関係で逮捕されたり……と
やる事なす事がどれも失敗に終わり、散々な目に遭う彼女ですが、
それでも見ていて憎めないのは、
彼女がその度に深く反省したり自嘲したりするからだと思います。
プラス、次のシーンに移ると、
先の自戒や自省を忘れたかのように
ブリジットが新たな失敗をするところ……も
理由として挙げられるかもしれません。

とにかく、ブリジットが
惨めだったりかわいそうな目に遭ったりするのに
お話が全然暗くならないのは、
最後に、この一年を振り返った彼女が
日記に◎(二重丸)をつけて「良し」としたように、
彼女自身の前向きな性格がよく伝わってくるからだと思います。
とにかく愛らしいです。
友達や恋人には欲しくないけれど、
たとえば、職場の同僚や学校のクラスメイトみたいな感じで
彼女を端から見ていたいです。



ただ、こちらは良くも悪くもドタバタ劇なので、
それ以外の要素が無く、
作中で色々な事が起こる割に、見ていて飽きやすいのが
難点だと思います。
実際、私も飽きました。
けれども、たとえば、テレビで映画を見る時に、
CM以外(つまり、映画そのものが流れている時)で
中座しなければならない時もあるかと思いますが、
そのような感じで見なかった部分があっても
「あ、またブリジットがやらかしたんだ」という認識さえあれば、
支障はほとんど無いと思います。
それぐらい、
ブリジットがなにかやる→裏目に出る→反省→次のエピソードへ
……の繰り返しです。

それと、こちらは、
ジャンル的にはラブコメに属するかと思いますが、
恋人マークに対するブリジットの強い愛は感じられるものの、
マークの愛は、たとえば、
ブリジットから「私のこと嫌いになった?」と問われた際に
「そんなことはないよ」と返す程度なので、
物足りなかったです。
もうちょっと、ラブラブな要素が多くあってほしかったです。


私は前作を見ていないので、
そちらと比較する事はできませんけれど、
多分、前作が好きな方なら
こちらも受け入れられると思います。
上記の通り、ひたすらワンパターンな内容ですので
だらだらしながら……
他の事をしながら暇つぶし程度に見るには
もってこいの作品かもしれません。




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2010-06-24 23:51  nice!(0) 
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