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感想@ドラマ「臨場」第2シーズン 第11話(最終回):最終章・後編 渾身〜閉じられた備忘録*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

連続ドラマ「臨場」第2シーズンの感想です。
今回は第10話(最終回)「最終章・後編 渾身〜備忘録」です。

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以下の記述にはネタバレを含みます。

第1シーズンの感想記事のURLはこちらでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴
原作の小説も読み、感想を書きました。
感想:小説「臨場」横山秀夫著


前回の感想はこちら。
第2シーズン 第10話:最終章・前編 渾身〜停止した時間

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2010年春 放送開始作品

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最終回でした。
前回が、私にはすっきりしない感じがしましたので
どうなるのかなと思いながら見ましたが
良かったと思います。
“臨場”は、毎回、
人の情(なさけ)に落としどころを持ってくるので
親子の情に焦点を置いた前回と今回の前後編は
トータルでなら、私は高い点を付けます。

こちらのドラマは、視聴率がずっと高く、好評だった事から
おそらく、来年ぐらいに続きがドラマ化されると思いますが、
今回、永嶋武文(平山浩行さん)が一旦ブレた後
(時効を迎えてしまった父親殺しの犯人に詰め寄った)
再びこちら側に戻ってきたので、
おそらく、彼も続投するのかなと思いました。
尤も、あのポジションは唯一入れ替えが可能なので、
新しい補助官を別に入れるかもしれませんが……。



今回、亡くなってしまった
過去の殺人事件の真犯人の片割れについては、
どうせ彼を殺したのは、父親だろうなと思っていましたので
最後の謎解きに意外性は特にありませんでした。
ただ、彼の厳格な性格を思うと、
自首しないのが不思議でしたので、
最後、この点について納得がいったのは良かったです。
自分の仕事でなく、
息子が受けた仕事だからこそ、親としてやっておかなければ
……という気持ちは、
職人気質の彼ならではだったと思います。
また、死体を公園に移したのも、
そこが、自分たち親子が初めて手掛けた場所で、
あそこなら、自分がすぐに自首しないことを
息子も許してくれるだろうという説明も
大変良かったです。
この辺はちょっと聞き入ってしまいました。
厳格で強い父親と、
弱いけれども、内心では彼を慕っていた息子
──息子の最期のシーン(回想)では
なんとも言えない哀れさがあったと思います。



時々、「ん?」と首を傾げるような回もありましたが、
トータルでは、やはり強いドラマだと思いました。
倉石義男役の内野聖陽さんの評価も高いようで何よりです。
好きなシリーズですので
来年また新作で彼らに会えることを祈ります。


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2010-06-24 23:53  nice!(0) 
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