さくらもちモチ

感想＠韓国ドラマ「ファンタスティック・カップル」第16話（最終回）：出発*ネタバレあり　[韓国ドラマ感想] [編集]

フジテレビの韓流αで放送中の韓国ドラマ
「ファンタスティック・カップル」の感想です。
今回は第16話（最終回）「出発」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第15話：胸が痛い】

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想記事 一覧：韓国ドラマ】

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まずはあらすじから。BS11の公式サイトより転載します。

思い出のバス停で再会したものの、そのまま別れ、自分たちの場所へと戻っていくアンナとチョルス。アンナは記憶を失っていた日々を忘れるため携帯電話に入れていたチョルスや子供たちの写真を次々と消していく。
ホテルに戻り、従業員たちの部屋へ湿布をとりに行ったアンナは、彼らと一緒にマッコリを飲んでしばし楽しい時を過ごす。
しかし、このままではいつまでたってもチョルスを忘れることができないと気づき、「彼を忘れるためにこれからもっと冷たくなるわ」とビリーに告げる。そんな彼女の言葉にビリーは身を引こうと決めるのだった。
翌朝、チョルスたちに会わぬままアメリカに帰ろうと思っていたアンナのところにカンジャがやってくる。

最終回でした。
最後、車からプリンセス（飼い猫）がいなくなって
チョ・アンナ（ナ・サンシル/ハン・イェスルさん）が
道路を歩きながら探していき、
また、そこにチャン・チョルス（オ・ジホさん）が偶然出くわす
……というシーンでは
「キタキタ……キター！」と喜んでしまいました。
いやぁ良かった！
こちらはラブコメですので、
主人公とその相手は最後にくっついてナンボなのですが
アンナもチョルスも、きっかけを掴めなくて
ずっとうじうじしていたので
やっとこうなった！という思いが強かったです。
良かった……本当に良かった。
プリンセスは二人をくっつけたキューピットですね！



私は韓国について全く知りませんので、
気候風土の知識もありません。
なので、いつもカンジャが口癖のように
「お雪サマ降らないかな」と言っていたのは
季節が合わないから？と、私は思ってました。
でも、場所そのものが雪の降り難い地域だったんですね。

作中で“南海”という単語が出てきましたので、
試しにぐぐってみたら……
この作品の舞台は島だったんだと、今になってようやく知りました orz
いやぁ、港のある街（本土）かと思っていたのでびっくりです。
となると、チョルスたちが船に乗って出かけた先は、
私は、それこそそちらが島かと思っていたのですが、
本土だったりするのでしょうか。
それとも、別の島かな？？

このドラマのロケ地ガイドみたいなページを見つけましたので
リンクを張っておきます（日本語のページです）
http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TE/TE_JA_7_5.jsp?cid=475689
こういうのを見ちゃうと、“ロケ地めぐり”をしたくなります。



思っていたよりも
パク・ビリー（キム・ソンミンさん）が身を引く
（アンナを諦める）のが早かったので、
その後がちょっと停滞していたかなぁと思います。
ビリーが三角関係から離脱した以上、
当の二人さえ考え直せば、すぐにくっつける状況でしたので。
でも、このもどかしさも含めて、見ていて楽しかったです。

特に、出発前日にチョルスの家の前に表れたアンナが、
三馬鹿──もとい三人の子供たちから
「行かないで」と泣きつかれるシーンは良かったなぁ。
アンナは家族が欲しくてビリーと結婚し、
でも、その淋しさを埋める事がずっとできていませんでしたが、
今回、アンナを本気で慕う子供たちを見ていたら
「あぁアンナはれっきとした家族だったんだな」と
改めて思いました。



面白かったのは、
リゾートに戻ったアンナが
休憩中の従業員が楽しんでいた花札やマッコリを見逃せず、
彼らの目の前でそれらを楽しんでいたシーンです。
アンナがマッコリを「丼で！」と言った時には
大笑いしてしまいました。
でも、一番おかしかったのは、最後
──ビリーの女の好みが発覚したシーン。
気弱なビリーがアンナと結婚したのは、
てっきり、お金の為だけかと思いきや、
彼なりに彼女の事が好きだったんですね。
というか、女王様タイプが好きって……おいおい。
ビリーにはＭっけがあるというか、
受難を喜んで引き受けるタイプなのかなと思いました。
最後はビリーに全部持っていかれたなぁ。
おかしかったです。



本当に本当に楽しいドラマでしたので、
もう続きが見られないのが残念です。
テーマ曲の「タータタタータター タタタ♪」がもう聴けないのも
とても残念です。
これ、頭にこびりつくんですよね……。
最初に聞いた時は「なに、この変なテーマ曲」と思っていたのに
今では、これがないと淋しいです。




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