感想@アニメ「さらい屋 五葉」第十話:汚い野良猫*ネタバレあり [アニメ感想]
アニメ「さらい屋 五葉」の感想です。
今回は第十話(第10話)「汚い野良猫」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んでいません。
前回の感想はこちら。
【第九話:お助けに参る】
各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
【感想記事 一覧:2010年4月 開始作品】
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マサ(秋津政之助)を中心にお話が描かれましたが、
今回は、実質的にはイチ(弥一)の話だった気がします。
細かなエピソードのほとんどが、彼に繋がっていました。
イチが、初回の冒頭に出てきた
三枝家の養子・誠之進の今であったり、
彼の名の元が
誠之進だった頃に慕っていた下男・弥一である事は、
以前から、これでもかというぐらいに散々匂わされていましたが
今回の放送でもって、それらがはっきりと確定しました。
しかも、誠之進だった頃のイチは、
あの八木とも顔見知りで、“友達”でもあったんですね。
二人の間にいるはずの本物の弥一をすっ飛ばして、
イチと八木がこうした形で再会しているのは
皮肉な話だなと思いました。
ところで、弥一は本当に亡くなっているんですかね。
この手のパターンですと、
彼もイチのように、
実は名を変えて秘かに生きてた……という展開にも
なりそうですが。
イチと八木の関係は、
これまで視聴者とほぼ同じ目線でいたマサも知らない事ですので
(視聴者は、何も知らないマサと共に五葉を知っていく)
ちょっと面白いです。
そして、マサがこの件に辿り着くまでには、
イチもしくは八木から話を聞かなければならないのですが
果たして、彼はどちらから聞くのか
──もしくは、聞かずとも知ってしまう状況になるのか
(イチと八木の再会に、マサも立ち会ってしまう)
続きを見るのが楽しみです。
個人的には、マサの妹・幸が
年頃の娘らしく、恋への憧れを露にしてきたのでおかしかったです。
幸は、マツ(松吉)に向かって、貰った簪の礼を言う際に
まるで彼が好意を持って彼女にそれを渡したかのように
言いましたよね。
そして幸は、そんな彼を振って江戸を去る自分に
とても酔っているようでした。
自分の罪深さ(誤解)を喜ぶ幸の子供っぽさと、
淡々としたマツと、状況を全く飲み込めてないマサ
──三人の噛み合ってない言動が、面白かったです。
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続きの感想も書きました。
【第十一話:失礼つかまつった】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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2010-06-21 21:17
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