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感想@韓国ドラマ「ファンタスティック・カップル」第13話:カンジャの誕生日*ネタバレあり [韓国ドラマ感想]

フジテレビの韓流αで放送中の韓国ドラマ
「ファンタスティック・カップル」の感想です。
今回は第13話「カンジャの誕生日」です。

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  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • メディア: DVD

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第13話:戻り始めた記憶

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
テレビドラマ感想記事 一覧:韓国ドラマ

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まずはあらすじから。BS11の公式サイトより転載します。
記憶が完全に戻ったらチョルスへの思いを断ち切り、自分のいた場所に戻らなければいけないと思うアンナだが、何かと優しくしてくれるチョルスの姿に決心が揺らぎそうになる。
チョルスや子供たちと一緒にカンジャの誕生会に呼ばれたアンナは大好きなマッコリを飲み、初めて心から笑いながら宴会を楽しむ。帰り道「今、好きなものを断ち切る必要はないみたい」とチョルスに告げるアンナ。
一方、アンナの遺産がすべて自分の手に入ることを知ったにもかかわらず、アンナを取り戻すことを決意したビリーは、コン室長を通じてチョルスに釜山での工事を依頼。チョルスが一週間の出張に出かける日の朝、アンナは自分に対する彼の気持ちを確かめようとする。


毎回同じ出だしで始まってしまって、恐縮ですが、
今回の放送も大変面白かったです。
もう……萌えた萌えた!

特に最後。
これまで、優しいところを多々見せながらも
決して素直でなかったチャン・チョルス(オ・ジホさん)が
とうとうチョ・アンナ(ナ・サンシル/ハン・イェスルさん)に
「好きだ!」と告白&キスしたシーン!!!
これまでにも、二人がいちゃいちゃしたり、
キスしたり……とありましたが、
これらが組み合わさった今回のインパクトは
以前の比ではありませんでした。
凄かった!
ラブコメでは終盤に必ず来る(来なければならない)
エピソードなので、
二人がこうなるのは必然ですが、
ここまでが長かったと感じられた分だけ
見ていてとても嬉しかったです。



その前の、カンジャの誕生日のシーン。
初回の放送で
下剤入りシャンパンを渡してきた使用人を咎めたアンナが、
彼女が悪いと誤解したパク・ビリー
(キム・ソンミンさん)に本気で呆れられ、
また、他の使用人たちに置き去りにされるのを、
彼女はこのパーティーの最中に、
非常に断片的ですが、何度も思い返していました。
アンナは(自分の過去には)
「もしや悪い事しかなかったのかも」と言って、
珍しく弱気なところをチョルスに見せていましたが、
彼が必死の「楽しいことをまだ思い出してないだけ」というフォローは
ビミョーに正しくないですよね。
少なくとも、このドラマでの昔のアンナは
何に対しても気に食わなくて、苛々としていて、
不満を口にしない時が無かったですから。
また、そういう刺々しい言動が、周囲の皆を不快にさせて、
彼女を嫌わせる原因と化していました。
なので、アンナの怯えは正しいと言えると思います……。

そうそう、カンジャの正体(?)が
お金持ちのお嬢さんで、私はちょっと驚きました。
そしてカンジャの喋り方は、彼女特有のものでなく、
家全体(もしかしたら村落全体の)
訛りみたいなものなんでしょうか。
カンジャが皆から愛されているのは、
見ていてとても微笑ましかったです。
そしてこのパーティーの時、
アンナは赤いコート?ロングジャケット?を着ていて、
その色が、白い肌にむちゃくちゃ映えていたので、
私は、とても素敵だなぁと思いながら見ていました。



見ていて「あれ?」と思ったのは、
結婚式に参加しようとして、
初恋の相手・おねえたま(チョルスの近所に住むオバサン)と
また会ったコン室長(キム・グァンギュさん)のシーンです。
お互いに別の結婚式に参加するものと思って、電話で話をしていたら、
実は同じ結婚式で、
二人が遠い親戚だと分かってがっくりした……という場面。
しかも二人とも、自分の運命を恨むように悲しんでいました。
私は、このシーンで
「遠縁だと分かったなら、『すごい偶然!』と喜ぶんじゃ?」と
思っていたので
何故彼らが落ち込んでいるのかが分からなかったのですが
調べてみてびっくりしました。
韓国って、同じ始祖を祖先とする者同士は結婚できないっていう
決まり事があったんですね。
だから、当の二人がむちゃくちゃ愛しあっていても、
同じ姓/同じ始祖だと分かってがっくりしたり、
今回のように
親族が集まる場で事実が判明して驚いたり……という事態が
決して珍しくないんですね。
日本でも、三親等内の傍系血族同士の結婚は
法律で認められていないですが、これには驚きました。
韓国では、この“同姓同本婚姻禁止制度”が見直された後、
現在は、二人が八親等以上離れていれば
結婚できるようになったそうですが、
それでも日本人である私からすると
八親等を親族とは思えない(赤の他人)です。



花女のオ・ユギョン(パク・ハンビョルさん)は
やっぱり、今後もお話に深く関わってきちゃうんですね。
普通、こういう人が秘密を手に入れると、
お話がある程度進むまで、明かさないものですが、
次回予告の映像からすると
彼女にあっさりと教えちゃうみたいで……。
これは、ユギョンの立場ならではの事だと思います。
(アンナに記憶をとっとと取り戻してもらって
チョルスの元から離れてほしいから)

いよいよ終わりが見えてきたなー。
楽しいけれど、淋しいです。




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続きの感想も書きました。
第14話:チョ・アンナって誰?

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-06-17 03:21  nice!(0) 
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