さくらもちモチ

感想＠韓国ドラマ「ファンタスティック・カップル」第12話：戻り始めた記憶*ネタバレあり　[韓国ドラマ感想] [編集]

フジテレビの韓流αで放送中の韓国ドラマ
「ファンタスティック・カップル」の感想です。
今回は第12話「戻り始めた記憶」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第11話：探してくれてありがとう】

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想記事 一覧：韓国ドラマ】

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まずはあらすじから。BS11の公式サイトより転載します。

車を運転して家に帰ろうとしていたアンナは彼女に会いに来ていたビリーとぶつかりそうになり、車を壊してしまう。ビリーはお詫びに車を修理し、食事までごちそうするが、アンナを怖れる気持ちに負けて真実を告げることができない。一方、ユギョンから結婚が破談していたことを知らされたチョルスは「最後まで支えると約束したからおまえには戻れない」ときっぱりと自分の思いを伝える。
チョルスから電気布団を出してもらい、あまりの暖かさに喜ぶアンナ。そんな彼女のために部屋を作ろうと考えたチョルスは家具を買うためにアンナを街に呼び出す。チョルスに会いに行く途中に金魚鉢を持った男とぶつかり、重要な記憶を思い出しそうになったアンナは、頭に強い痛みを感じる。

今回も大変面白かったです。
花女ことオ・ユギョン（パク・ハンビョルさん）みたいに
嫌な登場人物もいるけれど、
そんな彼女を引っ括めて、全員どこか憎めないのが良いです。
決定的な悪人がいない分、お話のインパクトには欠けますが
その代わり、
主人公のチョ・アンナ（ナ・サンシル/ハン・イェスルさん）の
ハチャメチャ振りが、お話を引っ掻き回しているので
見ていて面白いです。

無くした携帯電話を探す為に、
アンナが街をふらふらと歩くまでは良かったのに、
自分と同じ機種（もしくは系統）の携帯電話を持つ通行人を
捕まえては、勝手に奪い取り、
「これは古いわね……」と言わなくていい言葉を吐き、
「短縮1番のチャン・チョルスにかけて」と言い残して去ったのが
一番おかしかったです。
この時、アンナの一連の行動を秘かに見守っていた
チャン・チョルス（オ・ジホさん）が
「あいつは自分中心に世界が回ってるな」と
苦笑いをしていましたが
彼女の傍若無人さは本当に凄いです。
しかも、やってる本人は
これが相手に対して失礼な事だとは全く思っておらず、
いたって大真面目ですからね。
こちらの作品では、カンジャという障害者が出てきますが、
行動の唐突さ、自分勝手さでは、
アンナは彼女に劣らないと思いますww



そして、アンナを取り戻そうとしている
夫のパク・ビリー（キム・ソンミンさん）が
「今日も張り切ってストーカーするぞ！」と
元気よく言っていたのも、おかしかったです。
自分でも、アンナに煩くまとわりついているのが
分かっていたんですね。
でもそのお陰で、サブタイトルの通り、
アンナは徐々に記憶を取り戻しています。
でも、「誰かと喧嘩をしていた……？　とても不愉快だわ」とまで
言っていたのに、
その相手が、その時、目の前にいたチョルスだと分からないあたり、
まだまだなんでしょうね。
このシーンは、チョルス自身も、
それが自分だと分かってなかったのが面白かったです。



ユギョンの件は、今回、
迫ってきた彼女に対してチョルスがきっぱりと振っていたので
これで一段落するんでしょうか。
チョルスがビリーに対して
（それがビリーだとは知らない状態で）
「ジャージャー麺の友」と言う名でアンナと仲良くする彼に
嫉妬したのを踏まえると、
これから最終回に向けて、
アンナとチョルスの気持ちはどんどん接近するのでしょうか。
また、アンナの記憶も戻っていくのかな。

そうそう、アンナと言えば、
寒い夜にチョルスから電気毛布を貸してもらった際に、
その使い方が分からなかったのもそうですが、
赤い毛糸のフードをかぶって寝ていたのが
めちゃくちゃキュートでした。
あれはたまらん……！！！！



今回の放送の最後で、
この“韓流α”枠の次の作品のCMが流れました。
「チャン・チョルスゥ」という
アンナの、語尾を伸ばした独特の呼び掛けを聞けるのも
あとちょっとで終わるかと思うと、
とても淋しかったです。
アンナの吹き替えを担当している本名陽子さんは……
アニメ「ガンダム00」の大ファンである私には、
スメラギさん役で馴染んでいる方なのですが
彼女の声は、アンナの魅力の一つだと思います。
大好きです。




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続きの感想も書きました。
【第13話：カンジャの誕生日】

宜しければ、合わせてどうぞ。