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感想@アニメ「Angel Beats!」第11話:Change the World*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「Angel Beats!」の感想です。
今回は第11話( EPISODE11)「Change the World」です。

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以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第10話:Goodbye Days

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめます。
感想記事 一覧:2010年4月 開始作品

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のっけからすみませんが、今回もつまらなかったです。
どこをどう楽しめばいいのやら……。
ギャグもシリアスも面白くないです。
唯一の救いは橘奏ちゃんが俺の嫁的にかわいい事。



こちらの作品が、全体的に駆け足な描写ばかりで
(しかも無駄なシーン/エピソードが多い)
そのせいで中身が薄っぺらくなっているのは
今さら始まった事ではないのですが
今回もこれが酷かったなぁと思いました。
コメディ要素で笑えなかったのは
個人の好みによる影響が大きいので、
これは単純に、「自分には合わなかった」で済ませられますが
他は……。

まず、戦闘シーンがつまらないです。
これも以前からそうですが、戦闘シーンに迫力がありません。
主要キャラが銃や刃物でもって攻撃しているだけなので
当然と言えばそうなんですが、
演出や構図など、
戦闘シーンでは魅せる気がないんだなと分かる手の抜いた作りなので
逆に萎えます。
もうちょっと格好良くても良いのでは??



そして、人間がNPC化してしまうなんて、
本当にとんでもない事なのに
緊張感が伝わってこないのもまずかったです。
いくら登場人物たちが作中で必死に声を荒げていても、
視聴者が置いてきぼりになっている感じがしました。
特に、体育館でのシーンなんて、
この回きっての名場面とならなければならないのに
全体的におざなり感が漂っていたと感じられました。
原因の一つには、
音無の説明が、それっぽい音楽と映像のみの
“雰囲気映像”になっていたせいもあると思います。

それより、「高松って誰?」と思いました。
多分、作品の熱心なファン以外は全員がこう思ったはずです。
服を脱ぐと凄い人ですよね?



そして、何より「えええ」と思ったのがゆりっぺの言動です。
橘奏ちゃんが天使でない件は、
今回、音無が頭を抱えながら回想した通り、
彼女が否定していたのを私も覚えてましたので、
単にゆりっぺ達が、敵に名前がないと呼ぶ時に困る
──“神”の手先っぽいから“天使”でいいんじゃね?的に
彼女をそう呼んでいるんだろうなと思っていましたので、
特に意外ではなかったですが、
あれこれと明らかになった後で、
「実をいうと、私は全部知っていたのよ」的な発言をされると
ムッとしてしまいます。
じゃあ最初から天使とか言って、皆を煽るなよ……と
言いたくなります。

まぁ、こちらの作品は、
何も知らなかった音無の目線で描かれるのが基本なので、
彼を迎えた立場であるゆりっぺは、逆に、
“知っている”事がキャラクターの特性になるのですが、
後出しのような感じで達観キャラを演じられるのは
好ましく思えません。
また、他の皆は、自主的にSSSに参加しているらしいとはいえ、
彼らをけしかけていた事に対する詫びはないのかな?と
思ってしまいます。
ゆりっぺのせいで、
本当はもっと前に消える事ができていた人も
少なくないはずですよね?
消える事は決して悪い事じゃないと
今のゆりっぺも思っているでしょうが
(また、そうは思えても、ゆりっぺは消えたくないと望むでしょうが)
あんな、決別するような事を言って単独行動をするより、
皆の意思確認を再度行なって団結する方が
より良いと思うんですが……。



もう、最初から
「どうせ今回もつまらないんだろうな」と思って見ているので、
作品を否定的にしか見れない自分がいるのは分かっているのですが、
嫌味でなく、放送を楽しめる人が羨ましいです。
こちらの作品は
泣かせる事で有名ギャルゲースタッフさんが深く関わっているそうですが
ギャルゲー好きな人は、こんなシナリオで泣けるんですかね。
(よく言われる事ですが、
人を泣かせるより笑わせる方が難しいので、
個人的には「人を泣かせられる」=「凄い」とは思いませんが)
どこをどう見れば楽しく見られるんしょう。
特に、ゆりっぺ好きさんに聞いてみたいです。
(キャラデザでなく、彼女の言動が好きという人に)
でも私の周りは、総じて天使萌え(奏ちゃん)なんです。
こういう私もそうですが。

私は、こちらの作品を全然楽しめていない事から、
世界観や内容に対する積極的な考察/想像をしていませんので、
(ラスボスが誰かすら興味がありません)
次回からはもう、お話を無視して、
橘楓ちゃんを見るのを楽しむ事に全力を傾けようかなとさえ
思っています。
キャラ萌えへの逃避ですね。




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続きの感想も書きました。
第12話:Knockin' on heaven's door

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-06-13 22:30  nice!(0) 

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