さくらもちモチ

感想＠韓国ドラマ「ファンタスティック・カップル」第10話：大好きな三つのもの*ネタバレあり　[韓国ドラマ感想] [編集]

フジテレビの韓流αで放送中の韓国ドラマ
「ファンタスティック・カップル」の感想です。
今回は第10話「大好きな三つのもの」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第9話：大切な携帯電話】

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想記事 一覧：韓国ドラマ】

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まずはあらすじから。BS11の公式サイトより転載します。

アンナの乗っていたクルーザーで仕事をしていた人に会うためにソウルに行ったチョルスは、失踪者センターにも立ち寄り、アンナを探している人がいたら連絡がほしいと頼む。しかし、センターの職員は彼女を施設に任せることを勧める。チョルスが不在の家では子供たちが揃って風邪を引いてしまい、アンナは慣れないながらも必死で看病をしていた。
数日後、失踪者センターからチョルス宛にかかってきた電話を取ってしまったアンナは、家を出て行いくことを決意し、チョルスと一緒に大好きなマッコリとジャージャー麺を食べに行く。
一方、クルーザーの行方を探している人がいることを知ったビリーは、関係者を口止めするためコン室長をソウルに送る。

今回は、チョ・アンナ（ハン・イェスルさん）の良いところが
たくさん見られた気がします。
特に最後。
自分を取り巻く環境を改めて考えてみて、
「これからは、好きなものも『嫌い』って言う」と決めたアンナが
チャン・チョルス（オ・ジホさん）に内緒で
ソウル行きの高速バスに乗るエピソードです。
カップルの片方が身を引く時は
必ず直前にデートっぽい事をするのがドラマの定番ですが、
アンナにとっては、
大好きなマッコリを呑みながらジャージャー麺を食べる事だったんですね。
しかも、チョルスと一緒に。
サブタイトルの“大好きな三つのもの”とはこれか！と
私も納得しました。

アンナが消えた事や、
彼女がイミシンに発した
「ありがとう」の意味を知った後のチョルスの迅速な行動も
大変素晴らしかったです。
というか、チョルスって皆に人望があって知り合いが多いのかな？？
積極的に、あれもこれもと
地味な仕事をたくさん引き受けてきた結果の一つ？？
車を運転するチョルスの元に、
アンナの目撃情報のメールがバンバン入るシーンでは、
私も「チョルス、凄いww」と興奮しました！！

そして、アンナが乗った高速バスが途中で停車し、
休憩していた時に
既にチョルスが追い付いていて、彼女に声を掛ける展開も
大変良かったです。
思わず泣きそうになりました。
王子様だなぁ、チョルスは。
また、この時のアンナは、残してきたメモにも書いていましたが
「記憶が戻ったの」と嘘を吐いていました。
以前のアンナを知っているチョルスにしてみれば、
彼女が本当に記憶を取り戻したなら
言動がまったく違うと分かっているのが
（人を人と思わない、非常にきつい言い方になる）
ポイントですよね。
アンナが必死で嘘を吐いているのに、
言えば言うほど、チョルスにはバレてしまうのが
微笑ましくもあり、せつなくもありました。



また、具合を悪くした子供たちを看病している時に、
アンナが、大嫌いな花女オ・ユギョン（パク・ハンビョルさん）に
素直に教えを請うのも良かったです。
いつも傍若無人で、失礼な言動が多いアンナだけれど、
他人を助ける為なら、嫌いな相手にも頭も下げられるんだなぁと思ったら
私は嬉しくなりました。
これ、昔のアンナだったら、どうしていたでしょうね。
たとえビリーが苦しんでいても、
呼びつけた医者と使用人に看病を任せて
彼女自身は遊んでいたかもしれません。
環境が人を作ると言いますが、
本当にアンナは良い方向に変わったと思います。




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続きの感想も書きました。
【第11話：探してくれてありがとう】

宜しければ、合わせてどうぞ。