SSブログ

感想@ドラマ「臨場」第2シーズン 第9話:傘〜渡された雨の夜の殺人!!*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

連続ドラマ「臨場」第2シーズンの感想です。
今回は第9話「傘〜渡された雨の夜の殺人!!」です。

臨場 続章 BOX [DVD]

臨場 続章 BOX [DVD]

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD

以下の記述にはネタバレを含みます。

第1シーズンの感想記事のURLはこちらでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴
原作の小説も読み、感想を書きました。
感想:小説「臨場」横山秀夫著


前回の感想はこちら。
第2シーズン 第8話:証言〜パパがママを殺した!!

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2010年春 放送開始作品

────

今回は、犯人の遺留品の不自然さから
(被害者の手に残されていたコートのボタン)
真相が明らかになるお話でした。

被害者が犯人のコートから引きちぎったらしい
ボタンの位置と、引きちぎられ方(上向きか/下向きか)が
おかしかった事から、
容疑者は真犯人でない
→彼と親しくしていたらしい女性が、イミシンに登場
……という、いかにもな展開でしたので、
真相は、
レイプされそうになった女性が誤って被害者を殺してしまい、
その罪を、浮浪者である容疑者が積極的にかぶったのかとは
安易に想像できました。
真相がほぼこの通りだと判明した時には
「随分と簡単過ぎるな」と思いました。

でも、これだけで終わらなかったのは、
(安直な内容なのに、つまらないと思わなかったのは)
そのホームレスの容疑者の死と、
彼と同窓生だったらしい刑事部長・五代恵一(益岡徹さん)の
関わりだったと思います。
見ていてしんみりとした気分になり、
また、ほろりとしました。



どこかでこういうお話を読んだ覚えがあるなぁと思ったら、
容疑者が真犯人を進んでかばう/真犯人が女性/
容疑者が、真犯人から他愛のない事で幸せを貰っていた
……との共通点で、
東野圭吾氏の“容疑者Xの献身(ガリレオシリーズ)”を
挙げられますね。
あちらもせつなかったなぁ。
今回の容疑者も、真犯人だった女性から貰えた
毎朝の「おはようございます」との挨拶に
どれだけ救われていたのかと思うと、
この結末にはやりきれない気持ちになりました。


臨場 続章 BOX [DVD]臨場 DVD‐BOX臨場 (光文社文庫)臨場 スペシャルブック (光文社文庫)




────
ランキングに参加しています。
記事がお気に召しましたらバナーを押してやって下さい。
*別窓でランキングサイトが開きます
にほんブログ村

続きの感想も書きました。
第2シーズン 第10話:最終章・前編 渾身〜停止した時間

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-06-10 22:00  nice!(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。