さくらもちモチ

感想@アニメ「こばと。」第11話：…探偵 花戸小鳩。*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「こばと。」の感想です。
今回は第11話「…探偵 花戸小鳩。」です。

私は原作の漫画をほとんど読んでいません。
以下の記述にはネタバレを含みます。

前回の感想はこちら。
【第10話：…オルガンと少年の日。】

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【感想記事 一覧：2010年4月 開始作品】


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借金に苦しむよもぎ保育園の為に、
小鳩ちゃんが、よそでアルバイトをするお話でした。
私は一時期“ちょびっツ”を読んでいたので、
こちらの作品でチロルを見ると、とても懐かしくなります。



人間じゃないせいか、
小鳩ちゃんの熱い正義感が
世間とミョーにズレるのは毎度の事で、
作品全体の魅力でもあると思います。
なので、今回のとんちんかんな努力も
微笑ましく描かれていたと思います。

しかし、お話の締めとなる
チロルの店長のお悩みが単純過ぎるのが、
とても気になりました。
物騒なお悩みにするわけにはいかないので、
差し障りがない程度……という事で、
ああいうお悩みになったのでしょうが、
お話の作りとしては
いくら子供向けとしても甘いと思います。
最後、それが判明する段階になって
ずっこけてしまいます。
もう少し、お話を複雑に
──というか、きちんと練ってほしいです。

結局、アパートの子供たちに煽られた小鳩ちゃんが、
探偵役となって浮かれているだけのお話だった気が
するようなしないような……。
しかも、チロルでの買い物を済ませたお客さんに
あれこれと質問する小鳩ちゃんは、
痛々しいほどはしゃいでいましたし。






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続きの感想も書きました。
【第12話：…銀色の瞳。】

宜しければ、合わせてどうぞ。