感想:NHK大河ドラマ「龍馬伝」第23回 池田屋へ走れ*ネタバレあり [NHK大河ドラマ感想]
2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の感想です。
今回は第23回「池田屋へ走れ」です。

NHK大河ドラマ 龍馬伝 完全版 Blu-ray BOX—2(season2)
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- メディア: Blu-ray
以下の記述にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第22回「龍という女」】
各回の感想記事のURLはこちらのページでまとめています。
【感想一覧:NHK大河ドラマ「龍馬伝」】
────
以前の感想記事でも書きましたように、
私は龍馬について詳しくありません。
しかし、歴史好きなら誰もが一度はハマる
新選組(新撰組)に対しては、私も大好きで、
当然、今回の池田屋襲撃事件については
最低限程度の知識はあります。
なので、新選組における
池田屋事件の時期などは分かるのですが、
龍馬や、作中でお馴染みの攘夷志士たちにとって
これがいつあったのかは分かりませんでしたので
(この事件が1864年7月8日に起こった事は、
誰にとっても変わらぬ事実ですが、
たとえば、老人には晩年の出来事として描かれますし、
逆に幼子には、記憶にほとんど無い出来事として描かれます)
なるほどなぁと思いながら見ました。
日本の歴史で言うと、
海軍の発足前後にこの歴史的一大事があったんですね。
で、今回の放送でもそうだったように、
龍馬は、この事件には直接関わっていません。
しかし、幕末の歴史を語る上で
新撰組による池田屋襲撃事件は絶対に外せないので、
こういう形で描くしかなかったのだろうなぁと思いました。
こちらの作品では、ここぞという何か重要なシーンになると
スローモーション&音楽(+効果音)のみという演出になるので、
個人的には、「またか」と思い、ちょっと失笑気味に見ました。
制作側は、要所でしかこういう演出をしていないつもりかもしれませんが、
これ、この前、岡田以蔵(佐藤健さん)で使ったばかりですよね。
こういう演出方法は、確かに、無常感がお手軽に出ますが
滅多にやらない方が効果的なので、
そろそろ封印した方が良いと思います。
で、坂本龍馬(福山雅治さん)に戻りますが……。
ぶっちゃけ、一人の仲間を探しに行く為に、
龍馬が神戸から京都まで行く方が、
他の仲間にとっては迷惑なんじゃないかと
ツッコミを入れずにはいられませんでした。
仲間がすぐ近くの場所に逃げたのならともかく、
また、今のように新幹線などがあるならまだしも、
この距離を走って移動するには、限界があるのでは??
もしまだ大坂にいた時の話だとしても、
山を越えていくわけですから
そう簡単ではないと思います。
龍馬の熱弁は良かったですが、
逆に、一度あの仲間になったら抜けられないようで、
(地獄の底まで龍馬が追いかけてくるようなギャグを想像して)
私には怖いなぁと、つい笑ってしまいました。
彼は、信念や意志の問題で敢えて海軍を離れたのだから
放っておけばいいのにと、思いました。

────
感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。
ランキングに参加しています。
記事がお気に召しましたらバナーを押してやって下さい。
*別窓でランキングサイトが開きます

続きの感想も書きました。
【第24回「愛の蛍」】
宜しければ、合わせてどうぞ。
タグ:ドラマ テレビ ネタバレ レビュー 考察 NHK 大河 大河ドラマ 龍馬伝 坂本龍馬 福山雅治 岩崎弥太郎 香川照之 土佐 第23話 第23回 池田屋へ走れ 池田屋 竜馬伝 坂本竜馬 武市半平太 大森南朋 第二部 第2部 2010年 福田靖 RYOMA THE ADVENTURE 谷原章介 武田鉄矢 岡田以蔵 佐藤健 沢村惣之丞 勝海舟 山内容堂 近藤正臣 勝麟太郎 近藤長次郎 大泉洋 真木よう子 新撰組 新選組 感想
2010-06-07 22:41
nice!(0)
共通テーマ:テレビ
共通テーマ:テレビ