感想@ドラマ「同窓会〜ラブ・アゲイン症候群」第7話:もう、逃げるしかない*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
ドラマ「同窓会〜ラブ・アゲイン症候群」の感想です。
今回は第7話「もう、逃げるしかない」です。
以下の記述にはネタバレがあります。
前回の感想はこちら。
【第6話:さようなら、あなた】
各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2010年春 放送開始作品】
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もう会わないとお互いの家族に約束したのに、
偶然とはいえ
宮沢朋美(黒木瞳さん)と杉山浩介(高橋克典さん)が
会ってしまったのが
知られてしまいました。
宮沢誠一郎(吹越満さん)が杉山の病室まで行って
「もう会うな」「他人の家庭を壊すな」と怒っていましたが
朋美への純粋な愛情というより、
自分の所有物を横から奪われた事に対して憤慨しているように
見えました。
勿論、これまでの言動や、
今回、結婚式での写真を見直していたシーンからいって
誠一郎にも愛情があるとは分かりますが
杉山が朋美に寄せている愛情とは種類が違う気がします。
誠一郎は、“妻を他の男に奪われたなさけない夫”として
自分が馬鹿にされるのが
より嫌なんだろうなぁ。
そして、杉山は杉山で、今回の一件が大きく響き、
所轄への左遷が決定したようで、
それを聞いた奥さんが憤ってました。
雷の演出がおかしかったww
ここは典型的な鬼嫁の演出でした。
そんなに出世や普段の生活の向上が大事なら
他の職業に就いた男を選べば良いのに……。
とはいえ、以前の彼女には
頑張って杉山と結婚したとの台詞があったことから
彼女が杉山を本当に愛しているのは分かりますので
(ここが宮沢誠一郎とは違う点だと思います)
あれは、つい、普段から思っている事の一部が
強く出ちゃったんだろうなぁと思いました。
本音は本音なのだけれど、あれがメインではなく
──かといって嘘でもない、
普段は心の奥底に沈めているから表には出さないけれど、
今回のように、心が波立つような事があると
つい文句として口から出ちゃったんでしょう。
とはいえ、上下関係が厳しい警察では
出世が全てであるのは確かですし、
捜査一課から所轄に移動するのは不名誉な降格なので、
奥さん以上に杉山が落ち込んでいたでしょうが。
朋美と誠一郎がふて腐れていましたが
あの年頃は、親の危うさを認めない年頃なので
難しいですよね。
彼女は朋美に向かって「出ていって」と言い、
杉山の息子も
表面を取繕う両親に対して憤慨していましたが、
本当にそうされたら困るくせに
八つ当たり的な感情が上回ってしまって、
ついそう言ってしまう
──こういうところが幼さだなぁ思います。
大久保真一(三上博史さん)は、
最初から最後まで格好良かったです。
なので、彼が電話の最中に具合が悪くなって、
慌てて薬を出してこっそりと飲むシーンでは、
私も見ていて辛くなりました。
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続きの感想も書きました。
【第8話:私、恋で人生を捨てる】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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2010-06-04 22:34
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