感想@ドラマ「チーム・バチスタの栄光」第1話:医療ミスか? 殺人か!?(謎)*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
フジテレビのチャンネルα枠で再放送が始まりました
連続ドラマ「チーム・バチスタの栄光」の感想です。
今回は初回の第1話「医療ミスか? 殺人か!?(謎)」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は、原作の小説を読んではいませんが、
テレビで放送された映画は見ています。
【映画「チーム・バチスタの栄光」の感想記事】
また、こちらのドラマ版は、本放送時に少しだけ見た事があり、
真犯人に繋がる内容も少しだけ知っています。
各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめています。
【テレビドラマ感想記事一覧:再放送 視聴】
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まずはあらすじから。フジテレビの公式ホームページから転載します。
その日、東城大学医学部付属病院の心臓血管外科では、バチスタ手術—拡張型心筋症を心臓移植ではなく、肥大した心臓を切り取り小さく作り直すことで治療する極めて難度の高い手術—が行われていた。執刀医の桐生(伊原剛志)を中心とする7人の「チーム・バチスタ」は、その手術で成功率100%を誇っていたが、ある時から3例立て続けに患者がオペ中に死亡する「術中死」が起きてしまう。
同じ頃、心療内科特別愁訴外来の診察医・田口(伊藤淳史)は、患者の訴えに辛抱強く耳を傾けていた。そんな田口に、ベテラン看護師で病院の情報通・藤原(名取裕子)が、病院長が呼んでいると告げる。病院長の高階(林隆三)は田口に意外なことを申し出た。チーム・バチスタ一連の術中死の原因を探ってほしいというのだ。
理由もわからず調査に乗り出し、次のバチスタ手術のミーティングに出席した田口は案の定、桐生に邪魔者扱いされる。チーム・バチスタのメンバーは桐生の他に麻酔科医の氷室(城田優)、第一助手の垣谷(鶴見辰吾)、第二助手で田口と同期の酒井(鈴木裕樹)、臨床工学技師の羽場(戸田昌宏)、病理医の鳴海(宮川大輔)、器械出しの直美(釈由美子)。以前、器械出しは星野という看護師が務めていたが、結婚退職して直美に替わったという。また病理医の鳴海は桐生の義理の弟で、密接な関係らしい。そんな中、直美は隙を見てそっと田口に「患者を殺したのは私」と謎の言葉を残す。
一方、東城医大には橋から川に転落し運ばれてきた白鳥(仲村トオル)という男が、症状を勝手に自己診断したり、食事にケチをつけたりして看護師たちの手を焼かせていた。チーム・バチスタの次の手術対象は由紀子(朝加真由美)というやり手の社長。特別愁訴外来に送られて来た白鳥は、田口を「グッチー」と呼び、なぜか田口がチーム・バチスタを調査することも知っている。そして「生半可に関わると痛い目に遭う」と忠告する。
由紀子のオペ前日、過去の資料に目を通した田口は、最初の失敗例と2番目との間に子供の成功例があることを知る。そんな時、由紀子が病室から姿を消した。慌てて探しに出た田口は、駐車場付近で由紀子が桐生といるところを発見。「今日中に行きたいところがある」と言う由紀子を、田口は桐生に強引に頼み込み、桐生の車で連れ出す。15年前に捨てた息子の写真を手に入れ、手術のお守りにしたいと言う由紀子だが、すれ違う息子の顔すら見ることができなかった。そんな由紀子に田口は、自分と桐生、そして由紀子のスリーショット写真を撮り、お守りとして渡す。
そしてオペ当日。手術室に運ばれる由紀子は、田口にある頼みごとをする。桐生に手術室への入室を許可されなかった田口は観覧室に移動しオペを見守るが、なぜかそこに白鳥が、病院長の高階とともに来ていて…。
上記の通り、私は映画版を見ています。
このドラマ版で知っている事は
映画版と真犯人が違う点のみです。
私は手術シーンを苦手としており、
それこそ、作中で田口公平(伊藤淳史さん)が
白鳥に嫌味を言われて冷やかされていたように、
血を見ただけでぶっ倒れてしまいます。
なので、医療もののドラマを進んで見る事はまずないのですが
こちらの作品は
映画版が割と平気だった&面白かったので、
今回の再放送を機に、改めて視聴しようと決めました。
(現在、フジテレビで放送中の「ジェネラル・ルージュ〜」は
裏番組のドラマを視聴している為、見ていません)
今回の放送は、大変面白く視聴しました。
まず、最後、今回もバチスタ手術に失敗してしまった
名医・桐生恭一先生(伊原剛志)の無念さと、
もう病院を辞めようとした先生を励ましたグッチー(田口)の
真摯で熱い気持ちがよく伝わってきた点が
とても良かったです。
犯人が見つかるまで、
チーム・バチスタの手術が失敗し続けるのは
予想がついてましたので、
今回、グッチ−が、女性患者の頼みを聞いて、
彼女が捨てた息子の写真を撮りに行こうとしたり、
代わりに、自分と桐生先生の写真をお守りに〜と勧めたシーンでは、
「せっかく良い話で終わりそうなのに、
どうせこの患者さんは亡くなるんだよなぁ」と
悲しくなりました。
実際そうなった時も、すうっと血の気が引く感じというか、
私の指先も冷たくなってしまいました。
こうなる事は分かっていたのに、やはりショックでした。
そのバチスタ手術前に初めて出会った
グッチ−と白鳥圭輔(仲村トオルさん)のとぼけた会話や、
自分の器械出しに問題があるのだろうかと悩む
大友直美(釈由美子さん)、
そして、裏に色々ありそうな他の関係者たちの言動……と、
今後に繋がる見所がたくさんあったと思います。
次回も楽しみです!
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続きの感想も書きました。
【第2話:アクティヴ・フェーズ(能動的調査)VS パッシヴ・フェーズ(受動的調査)/ 噂】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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2010-06-02 00:01
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