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感想:NHK大河ドラマ「龍馬伝」第22回 龍という女*ネタバレあり [NHK大河ドラマ感想]

2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の感想です。
今回は第22回「龍という女」です。

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以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第21回「故郷の友よ」

各回の感想記事のURLはこちらのページでまとめています。
感想一覧:NHK大河ドラマ「龍馬伝」


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これまで、皆の間で上手く立ち回っていた
坂本龍馬(福山雅治さん)も
いよいよ土佐に呼び戻されましたが
それを応じなかった事で、彼は再び脱藩した事になりました。

私は、以前の感想記事でも書きましたように
坂本龍馬については疎くて、よく知らないので、
“脱藩した人”というイメージを強く持っており、
寧ろ、脱藩を山内容堂に許されていた事が
意外に思えていましたので、
今回の放送で、龍馬がまたこうなった事態を見て
「なるほど〜」と思いました。
こういう状況になったのなら、
吉田東洋の暗殺事件の実行犯として疑われているせいで
龍馬が、土佐に帰りたくてもできなくなった
(不本意ながら脱藩した)のは当然だと思えました。
何もしていない龍馬にしてみれば
とんだとばっちりでしょうが、
弁解などするだけ無駄というのが
土佐藩内での下士の立場ですしね。



さて、一方で、
土佐で捕らえられた武市半平太(大森南朋さん)。
上士に拷問を与える事は許されていない
(下士には許されている)との決まりがある辺り、
相変わらず、土佐では
上士だけが好き勝手な事をできる不条理な状態が続いていると
分かりました。
半平太自身が強い志を持ち、下士の皆を煽ったとはいえ、
彼らの主義主張を半平太がまとめていた部分もあったのを思うと、
自分の下の者(土佐勤王党に属していた下士)への拷問を
目の当りにさせられているのは、
自分が直に拷問を受けるよりも辛い事だったと思います。

今回の最後では、
ずっと京の街を逃げ回っていた岡田以蔵(佐藤健さん)も
捕まってしまいました。
どう考えても、彼らに明るい未来は無いので
見ていて辛かったです……。



そして、今回の放送で、とうとう
龍馬の伴侶となるおりょうさんが登場しました。
おりょうさんを演じている真木よう子さんについては
私はよく知らないのですが……
今回の放送の状況が状況だったからか
(借金のカタに妹が連れていかれてしまった)
やや演技がかった口調が気になりました。
滑舌もあんまりよくなかったような……??
何より、私の個人的な好みとして
女性としては、千葉佐那役の貫地谷しほりさんの方が
かわいかったなぁと思えたので、
ちょっと残念でした。
でも今後、
真木さんのおりょうさんが本格的に登場するに辺り、
きっと魅力的な彼女をたくさん見られると思うので
期待しています。





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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第23回「池田屋へ走れ」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-05-31 22:25  nice!(1) 
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