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感想@アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT」第59話:失われた光*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT」の感想です。
今回は第59話「失われた光」です。

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  • 出版社/メーカー: アニプレックス
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以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んでますので、
まだアニメ化されてない部分に記事で触れている場合があります。


前回の感想はこちら。
第58話「ひとばしら」

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
アニメ感想記事 一覧:鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT


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私はこのシーンを原作の漫画で読んでいますので、
今回のマスタング大佐の顛末は、予め分かっていましたが
それでも見ていて辛かったです。
事の次第を知ったエドが最後に怒っていたように、
自分の意思で人体錬成をやったツケとして
身体の一部が持っていかれたならともかく、
大佐は、無理にそうされたわけですからね。
理不尽過ぎますし、勝手過ぎます。

……でも、個人的に言うと、
“人体錬成をした”という事実が人柱組の共通事項となっても、
愛しい人を蘇らせようとして過ちを犯した
エド&アルやイズミ師匠は、
かつて、せっかく造ったその人を二度も殺したかもしれないとして
悩んだ過去がありましたが、
(結局、違っていたとエドが明かした事により、
ずっとそれに悩んでいたイズミ師承も救われましたが)
今回のマスタング大佐は
人体錬成などしたくもない人をそうする羽目になった分だけ、
気持ちは怒りしか沸き上がらないので
最悪ではなかった気がします。
これで、彼によって作り出されたのがヒューズ中佐だったら
(亡くなった事で二階級特進したので、正式には准将ですが)
それこそ、死にたくなるような気分になったのではないかと
思えてなりませんので……。
あれはヒューズじゃないと頭で分かっていても、
皆の気持ちは割り切れなかったはずです。

そして、作中で誰かが話していましたが
(プライドでしたっけ?違ってたらすみません)
国の先を見ようとしていたマスタング大佐が
よりにもよって視力を奪われたというのが物凄く皮肉的な内容で、
原作でここを読んだ時と同様に
「うわぁ……orz」となりました。
イズミ師匠がお腹の中を持っていかれた人だと初めて分かった時も、
よりによって……と、随分と酷な話だなと思いましたが
こう改めて、皆が何を願い、
その代償としてどこを持っていかれたかを説明されると
見ていて落ち込みます。



最後、真理の扉の前にいるアル同士の会話も面白かったです。
これまでは鎧(魂)のアルが語るばかりでしたが
今回は、身体(器)のアルも喋ってるんですよね。
しかも、それぞれ意識が違う
(器が最後に喋った事を魂は聞いておらず、
また、この二つは同一のはずなのに別の事を考えている)のが
非常に興味深かったです。





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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第60話「天の瞳、地の扉」

宜しければ、合わせてご覧下さい。


2010-05-31 22:23  nice!(0) 
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