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感想@ドラマ「素直になれなくて hard to say i love you」第6話:二人の秘密*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

ドラマ「素直になれなくて hard to say i love you」の感想です。
今回は第6話「二人の秘密」です。

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  • メディア: DVD

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第5話:君を守る!!

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2010年春 放送開始作品

────

相変わらず、
ナカジ(中島圭介/瑛太さん)の言動がよく分からないです。
彼は、意識と無意識が混濁している男??

山本桐子(井川遥さん)を本気で愛していて……
でも、ハル(水野月子/上野樹里さん)と
ドクター(パク・ソンス/ジェジュンさん)が
付き合い出したのを知ると
ちょっとビミョーな気持ちになったり、
彼女とデートまがいの事をしたり。

人間の気持ちって、よく揺れるので、
二人の女性の間でふらふらしてしまうナカジの言動は
決して珍しくないです。
ハルとは付き合えないのに、
彼女に頼られるとつい、恋人のように優しくしてしまうのは
ナカジの性分だと思います。
なので、こういう意味ではリアルなのかもしれませんが、
ドラマを見ていて、彼に共感はできないです。

川辺にいるハルから電話を貰った時に、ナカジは、
「そういうのはドクターに言え」と彼女に言ったり、
ハルに内緒で、先にドクターに連絡したりするべきだったのに、
そういう気遣いはしないで、
そのまま自分で彼女に優しくしちゃうのが彼なんですよね。
で、こういう態度が、
せっかくドクターとの交際を始めたハルの気持ちの土台を
揺らしちゃうのに、全然気付いてない……。
こういうのは、確かに優しいと言えるのでしょうが、
場や人間関係を乱す原因になるので、問題ですよね。

ナカジ宅での
「ハルのスペースは空けておくから」云々が出た会話もそうです。
最後にナカジがハルを抱き締めちゃったシーンを見て、
私は、「おいおい、いいのww」とのツッコミを
入れずにはいられませんでした。
この時のハルは、誰かに頼らずにはいられなかったですし、
ナカジもナカジで淋しかったので、
二人は思わず寄り添ってしまったんでしょうが、
これは駄目でしょう。

街角でのキスをハルに拒否された時のドクターは
ちょっとかわいそうでした。
ナカジへの未練や、
麻薬に手を出した人を全否定したドクターへの反発で、
咄嗟にキスに応えられなかったハルの気持ちは
私にも分かりますが、
そういう覚悟をするべき時に出せないのは駄目だろうと思います。
(ハルも、ドクターと付き合えば、
彼とキスなりセックスなりするんだという覚悟は
事前にちゃんとしていたでしょうが、
本当にそうなる時にその覚悟を出せないのは、意味がない)

ヒロインが、
決して嫌いではないけれど(それこそ、二番目ぐらいに好き)
一番好きな人ではない人と付き合ったり、
他に恋人がいるのに、他の男の前で
「最初に泣いてても最後には笑顔になる」やら
「ここ、楽」やら言っちゃったりするパターンは
少し前のトレンディドラマですね。
懐かしいけれど、ツッコミどころが多過ぎるのは
何とかしてほしいです。



そして、こちらのドラマでは
ドクターが格段に良い男として描かれています。
主人公は、あくまでナカジとハルですけれど、
男性としての理想は、
ハルに対して一途なところといい、
常に生真面目な言動をしているところといい、
分け隔てなく優しいところといい、
ドクターが一人で持っていっているなぁと感じます。
この辺は脚本家の北川さんの好みが入りまくりなんだろうなぁ。



ところで、感想とは少し話がずれますが……。
脚本家の北川悦吏子さんは、ご自身のツイッターで
「だからこれはツイッタードラマじゃないんだってば」と
よく繰り返されています。
じゃあ、あの放送前の番宣は何だったのかwと思います。
脚本家の意向とは別のところで
スタッフがツイッターをメインに打ち出したとも言えるでしょうが、
少なくともドラマの放送中は、
スタッフが一枚岩で頑張っているのを視聴者に見せる為に
そういうところは、予め、
口裏を合わせておくべきじゃないかなぁと思いました。

それと、第5話の放送直後の時点で
第8話の脚本があがってないって、逆の意味で凄いですね。
(こちらも北川さんのツイッターより)
まぁ、おそらく、この時点でゼロという事はないので、
何度か直しが出された後の決定稿がまだ
……という事なのでしょうが、
これじゃ、現場のスタッフさんは大変だろうなぁと思いました。
ロケハンとかろくに出来ないんじゃ……??
温泉宿の名前を呑気に募集している場合じゃない気がします。

先週の放送の後半では、
ナカジやドクターが街を走るシーンにおいて、
走る準備をしている
(ウォーミングアップをしている)ドクターが
画面に映ってしまったり、
また、ハルを救うためにドクターが応戦している最中に
カメラを持ったスタッフさんが
ばっちりと映り込んでしまったり……と、
通常ならばあり得ないミスがあったそうです。
(後者は私も確認済みです)
こういうミスにその場で気付けないのが一番悪いのでしょうが、
それだけ慌ただしく、時間的余裕のない現場なんだろうなと
つい邪推してしまいます。

脚本を書くだけで生きているわけではないので、
北川先生にとってはツイッターが
良い息抜きになっているのでしょうが
「私。北川(脚本家)。これを見たら、フォローして。無視しないで」
とか
灰猫くん(TMR西川くん)とのフォロワー数合戦しているのを見ると、
大変失礼ながら、「そのツイッター依存症は永遠なの?」と
ツッコミを入れたくなりました。
全然関係ない私が見ても、
つい心配したくなるような内容ですので、
現場のスタッフに見られたら
「早く脚本を書いてくれ!」と怒鳴られて
キレられるのではないかと、
ついつい余計な事を考えてしまいます。

で、何を書きたいかというと、
監督さんや脚本家さん、演出家さんや役者さんは
そのドラマの放送中は
内情を明け透けに書かない方がいいのでは?という事です。




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続きの感想も書きました。
第7話:いけない夜、

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-05-21 23:44  nice!(0)  コメント(0) 
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