SSブログ

感想@ドラマ「プライド」第7話:波乱*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

ドラマ「プライド」の感想です。
今回は第7話「波乱」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。

プライド DVD-BOX

プライド DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • メディア: DVD

私はこちらの作品を
本放送でも過去の再放送でも見ていましたが、
内容のほとんどを忘れています。


前回の感想はこちら。
第6話:母へ

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめています。
テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴

────

まずはあらすじから。フジテレビの公式ホームページから転載します。
 里中ハル(木村拓哉)と村瀬亜樹(竹内結子)の関係は、親密さを深めつつあった。
 そんな時、亜樹は相澤百合(中越典子)、石川知佳(MEGUMI)とデパートへ買い物に出かける。3人の目的は、ある人へのプレゼントを買うこと。しかし、百合と知佳はウェディングコーナーに釘付け。試着してインスタント写真を撮ってもらえるというサービスに、亜樹も少しそそられる。結局、3人ともに写真を撮影してもらい、百合が受け取ってくると人に押されて倒れてしまった。百合が持っていたインスタント写真を拾い上げたのは『グリーンモンスターズ』の山本玲志(山下徹大)で…。
 『フェイスオフ』では、誕生会が開かれる。ハルのために催されたサプライズパーティーだ。亜樹たちの買い物は、ハルへのプレゼント。堀田大和(坂口憲二)や池上友則(市川染五郎)、島村真琴(佐藤隆太)らも集まり、次々とハルにプレゼントを渡す。そこに遅れて百合がやって来た。と、彼女に続いて玲志まで…。しかし、百合はハルへのプレゼントを忘れてしまったと言う。ハルは気にしなくて良いと言うのだが、大和は百合をみんなの輪から連れ出した。大和は、プレゼントのことではなく玲志を連れて来たことを責める。すると百合は、玲志は自分を助けてくれただけなのになぜ怒るのかと反論。2人は口論になってしまい、百合は送って欲しいと玲志の車に乗ってしまう。
 その後、酔いつぶれた大和をハルと亜樹がアパートまで送ってきた。亜樹は、大和の面倒は自分が診ると、ハルをパーティー会場に戻す。ようやく自分を取り戻した大和は、自己嫌悪。そんな大和を亜樹が慰める。すると、まだ酔いが醒め切らない大和は、亜樹とハルの関係を改めて祝福しだした。さらに、大和は亜樹に彼氏がいることを心配していたと言う。亜樹が、その事ならもういいと部屋を出ようとする。その時、大和は亜樹が待っていた彼氏が日本に帰って来るらしい…と、もらしてしまった。
 兵頭雄一郎(佐藤浩市)は、安西容子(石田ゆり子)と墓参り。そこで、兵頭は日本に帰ってきた理由を話し出す。海外で、ハルのビデオを見た兵頭は、その姿にある可能性を見出したと言う。自分が見られなかったものが、ハルには見えるかもしれない。もし、ハルに見ることが出来るなら、どんなものなのかを知りたいと容子に告げる。
 兵頭と別れた容子は、ハルと話す。夫や兵頭のハルに賭ける思いに嫉妬してしまうともらす容子に、ハルは異を唱える。ハルが恋愛で悩んでいると感じた容子。するとハルは、関係がうまくいっていると不安な気持ちになると告白。そんなハルに、容子は深く考えすぎないようにとアドバイスした。
 その頃、昼休みの亜樹は料理本に見入っていた。知佳が、そんな姿をうらやましがっていると、亜樹に電話が入る。電話に出た亜樹の動きが止まる。相手は、亜樹が待ち続けた男、夏川啓介(谷原章介)だった。


他の回もそうですが、
こちらのドラマは、あらすじがやたらと長いです。
あらすじで全てを語っています。
しかし、そのどれもが重要というわけではありません。

今回のお話は、前回のラストで
里中ハル(木村拓哉さん)と村瀬亜樹(竹内結子)が結ばれたのを受けて
・二人の気持ちがより親密になり、“ゲーム”という前提が逆に足枷になる
・亜樹の恋人・夏川啓介(谷原章介)が帰国した
・ハルが“ゲーム”の契約を解消しようとした時、
亜樹が泣きながら夏川の元に行く
……というだけのお話でした。

今回のお話は、最後のシーンを盛り上げる為に
あれこれと他の事が描かれていますので、
お話の内容を要約してしまうと、簡単に済ませられます。
見始まってしまうと、飽きずに最後まで視聴できますが、
こうして文章にまとめてみると
内容の薄さを感じずにはいられませんでした。



さて、上記の通り、
今回の放送の最後では、亜樹がハルに構わず、
夏川の元に戻りますが……
その前の晩に、二人がすれ違っていたのが
いかにもドラマだなぁと思いました。
昔の作品ならともかく、
こちらの作品が最初に流れた頃は
現在並みに携帯電話が普及していますから、
どちらかが電話で「今から行くよ/行ってもいい?」と
連絡をすれば、普通に会えた話です。
そして、ここで二人が会っていれば、
亜樹はハルの元に留まったと思います。
なので、ドラマを作る側の視点で見れば、
ここは絶対に二人をすれ違わせなければいけないわけで、
さぞ作り辛かっただろうなぁと思います。
今回みたいに、携帯電話の存在をバサッと無視しないと、
二人のすれ違いはなかなか描けませんよね。
(二人にすれ違いをさせること自体、今はとても難しい)



そして、亜樹が夏川の元に行ったエピソード。
ハルと出会うまで、亜樹は夏川をずっと待っていた分、
思い入れも相当強かったと思うので、
彼に会いに行ってしまったのは仕方ないと思います。
そして、夏川が実際に登場してからですが、
顔を見たら駄目ですよね。
いくら亜樹がハルを本気で好きでも、
別次元で夏川のことも再び好きになると思います。
夏川と再会できたからといって、
ハルへの感情が全て消えるわけではないけれど、
二年程度の音信不通なら、
亜樹の心の一部が夏川に戻ったのは
ごくごく自然の事だと思います。

そして、すぐに現状を察して
苦笑いをした後で去っていくハルは、辛かっただろうなぁ。
ここは、見ている私もちょっと辛かったです。
また、こういう男らしい部分が
いかにもハルだなぁと思いました。
格好良かったです。




────
ランキングに参加しています。
記事がお気に召しましたらバナーを押してやって下さい。
*別窓でランキングサイトが開きます
にほんブログ村

続きの感想も書きました。
第8話:悲劇

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-05-18 22:21  nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

  ※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。