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感想@ドラマ「ヴォイス〜命なき者の声〜」第10話:最後の大勝負*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

ドラマ「ヴォイス〜命なき者の声〜」の感想です。
今回は第10話「最後の大勝負」です。
フジテレビのチャンネルα枠の再放送で視聴しました。
ほぼ初見です。

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前回の感想はこちら。
第9話:雨を読めた男の死

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめています。
テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴

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まずはあらすじから。フジテレビの公式ホームページより転載します。
 加地大己(瑛太)の言葉に勇気づけられた石末亮介(生田斗真)は、急死した作家・桜井真也(田村亮)の妻・瑠美子(麻生祐未)に解剖を勧め、瑠美子も受け入れる。
 解剖室で遺体を執刀した佐川文彦(時任三郎)は、死因とされた腸閉塞は見られないと診断。病気以外の死因が絡んでいるかもしれない、と言う夏井川玲子(矢田亜希子)に、大己、亮介、久保秋佳奈子(石原さとみ)らは衝撃を受ける。
 真也が解剖されたという情報は、石末総合病院の院長・石末貴之(名高達男)にも届いていた。解剖を勧めたのが息子だと知った貴之は、それでも病院の処置は正しかったと主張。佐川と玲子は、真也が医療ミスで死亡した可能性はあるが、死因になったとされる抗がん剤の不適切量の投与があったかどうかは不明だと言う。医療ミスを立証するには、病院側に過失があったという証拠が必要だ。しかし、それを知るのは病院側だけで—。
 病院側の証言が得られなければ泣き寝入りすることになる—現状を知った瑠美子は、解剖したことを後悔する。亮介は、自分が解剖を勧めたばかりに辛い思いをさせてしまった、と落ち込む。解剖すれば何でもわかると信じていたゼミ生たちも、その気持ちに共感する。そんな折、瑠美子を訪ねた大己は、死因が特定できなかったのは残念だが、実家の病院の医療ミスを暴こうとする亮介の覚悟を理解してやってほしい、と訴える。それを聞いた瑠美子は…。


こちらの放送を見ていてビミョーな気持ちになるのは
以前の回でもあった事なのですが、
今回は、こう感じる事が一際強かったです。
初めて前回から内容が続く回とあって、
医療ミスに尊厳死……と、扱っている内容がヘビーなのですが、
感動要素を強めたからか、随分とお粗末な出来でした。

まず、解剖より捜査が大好きらしい加地大己(瑛太さん)。
そして、今回のキーマンである石末亮介(生田斗真さん)。
二人の行動によって、石末の父親の病院が医療ミスを認め、
その後、それが実は死亡者が望む死だったと明かされますが、
解剖の結果が決め手になった要素は一応あるものの、
関係者の証言を引き出せたのは彼らの熱意の方が大きく、
また、感傷めいたシーンも多かった事から
「これって何のドラマ?」と首を傾げてしまいました。
これまでも、解剖(検死)ドラマをやりたいのか、
学生が捜査をするミステリドラマをやりたいのかと
不思議に思う事は多々ありましたが、
今回の放送を見て、スタッフさんは
これら二つにヒューマンドラマを加えたものを
やりたかったんだなぁと
今さら強く感じました。
でも、どれも中途半端なので
それぞれの良さを打ち消している感が否めないです。
どっちつかずの状態で
作品としての売りを失っていると思います。

そして、他の学生が空気過ぎるww
仕方ないですし、変に恋愛要素を持ってこられても困るので
この緩さは嫌いじゃないんですが、
役者さんにメリットは無いよなぁと思ってしまいます。



あ、でも!
小料理屋の例で接客の丁寧さを挙げて、
VIP待遇の患者に新任の医者はつけるのはおかしいと
思い至ったくだりは面白かったです。
こじつけだとは思いましたが、納得できました。




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続きの感想も書きました。
第11話(最終回):別れの時、僕らの明日

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-05-12 23:47  nice!(0)  コメント(0) 
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