感想@アニメ「閃光のナイトレイド」第5話:夏の陰画*ネタバレあり [アニメ感想]
テレビ東京の“アニメノチカラ”プロジェクト第2弾
アニメ「閃光のナイトレイド」の感想です。
今回は第5話「夏の陰画」です。
以下の記述にはネタバレがあります。
前回の感想はこちら。
【第4話:カメラと包子(パオズ)と野良猫と】
各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめていきます。
【感想記事 一覧:2010年4月 開始作品】
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サブタイトルが、
いかにもスパイ作品ものという感じで
大変良かったと思います。
おまけに、
主要人物二人がカメラ屋だという設定も生きていますので、
更に素晴らしい。
……のですが、内容は地味だったなぁ。
まぁ、これは、
今回の主人公・伊波葛が寡黙な人間である上に、
彼が活躍するような大事件が起こったわけではないので、
仕方ないのかもしれませんが。
昔の友人を探すだけの話だったはずが
葛が本格的に行動した途端、きな臭くなり、
実は彼がスパイだったと分かる……という本筋の展開よりも、
古傷の件や、西尾の最後の死に方など、
小ネタというべき点の方が面白かったです。
“絶対に来ないと分かりつつも西尾をひたすら待つ女”、
“西尾が「夏」と喩えられ、
本当にそのように呆気無く消えていった当人”というのも良かった。
特に、最後の西尾の死に方は、
その直前で庭にひっくり返っていた蝉の死に方と同じで、
まさに彼の死=夏の終わりであるのが描かれていたと思います。
ただ、残念だったのが、
作中で他人が語る西尾は大変魅力的なのに、
当人からはそう感じられなかった件です。
葛の方が何倍も良かったww
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続きの感想も書きました。
【第6話:乱階の夜】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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