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感想@ドラマ「ヴォイス〜命なき者の声〜」第6話:予期された入院患者*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

ドラマ「ヴォイス〜命なき者の声〜」の感想です。
今回は第6話「予期された入院患者」です。
フジテレビのチャンネルα枠の再放送で視聴しました。
ほぼ初見です。

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前回の感想はこちら。
第5話:見えないスクープ写真

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめています。
テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴

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まずはあらすじから。フジテレビの公式ホームページより転載します。
 法医学教室のゼミ生・加地大己(瑛太)、久保秋佳奈子(石原さとみ)、桐畑哲平(遠藤雄弥)、羽井彰(佐藤智仁)は、佐川文彦(時任三郎)から生きている患者を診ると聞き驚く。石末亮介(生田斗真)の父親・貴之(名高達男)が経営する病院の入院患者に、ミュンヒハウゼン症候群——他人の関心を得ようとするあまり、偽の症状を作り出し、通院や入院を繰り返す症状——が疑われるため、その意見書の作成を依頼されたのだ。患者の主治医・宮島から連絡を受けた佐川は、亮介と夏井川玲子(矢田亜希子)を病院へ向かわす。そんな折、大学の研究室にひとりの若い男性がやってくる。姉に用があるという男性に応対した大己らはピンとこないが、男性は「久保秋佳奈子」と口にする。なんと、佳奈子の弟・祐樹(冨浦智嗣)だったのだ。真面目な佳奈子とは対照的に、祐樹は今時の若者らしいフランクな性格で、すぐに大己らと打ち解ける。
 一方、ミュンヒハウゼン症候群が疑われる患者・相馬朋子(志田未来)は中学生で、数日前に、兄・泰人(石田卓也)に付き添われ救急車で搬送されてきた。宮島によれば、偽膜性大腸炎と診断され入院しているが、血液検査では特に異常が見られないという。さらに、朋子は半年前から大腸炎にかかり度々通院しているが、処方された薬を飲んでいるはずなのに、症状が悪化しているとも明かす。朋子に会った亮介は、明朗快活な彼女が人の関心を引くために自分から病気になっているとは信じられない。ところが、朋子の血液のデータ解析をした蕪木誠(泉谷しげる)は、血中に偽膜性大腸炎を発症できるというペニシリンを見つける。予想外の結果に佐川らは驚くが、とはいえ、中学生の朋子がペニシリンを入手できるはずはない。誰かが、故意に飲ませているのではないか——とすれば、それは…?大己は亮介とともに、朋子を訪ねることにする。


死体を見るのが勉強の彼らにとって
今回は非常に珍しい話でした。
というか、法医学の専門である彼らでなくてもいい話では?
……と思わないでもなかったです。

でも、二組の兄弟の例が挙げられた今回のお話は
良かったなぁ。
特に、問題になった
ミュンヒハウゼン症候群と疑わしき患者の女の子(妹)。
志田未来さんが熱演されているだけあって、
彼女の、兄を慕う気持ちがとても痛くて、
終盤、加地大己(瑛太さん)と彼女が屋上で二人で話すシーンでは
泣きそうになりました。

また、彼女が、当初は
自分たちはこれで幸せだったのだから
放っておいてくれれば良かったのにと
加地大己に向かって、まるで怨み節のような言葉を吐きますが、
東京を離れなければならなくなった兄がいなくなった最後に、
ぽつりと、加地大己に「ありがとう」と呟くシーンが
とても良かったです。
兄との最後の対峙にしても、
彼の料理への文句を言いながらも、
この妹が兄に面倒を見てもらった日々をどれほど大事にしていたかが
よく伝わってきました……。

できれば、彼らの専門(死体絡みのお話)で
こういうお話が見たかったという思いは残りますが、
いい話だったと思います。



そして、やっぱり志田未来さんは演技派だなぁ。
バラエティーに出演されていた時の言動が嫌で、
私にとって彼女は、あまり好きな女優さんではないのですが
さすがだと認めざるを得ませんでした。




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続きの感想も書きました。
第7話:命がけのタイムセール

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-04-28 21:26  nice!(0)  コメント(0) 
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