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感想@ドラマ「TBS日曜劇場 新参者」第二章:料亭の小僧(人形焼VS阿部寛!〜女将の涙)*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

TBS日曜劇場の連続ドラマ「新参者」の感想です。
今回は第二章「料亭の小僧(人形焼VS阿部寛!〜女将の涙)」です。

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以下の記述にはネタバレがあります。
私は原作の小説を読んでいません。


前回の感想はこちら。
第一章:煎餅屋の娘(東野圭吾VS.阿部寛!泣けるNo.1ミステリー感動巨編)

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2010年春 放送開始作品

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今回は“まつや”という小料理屋を中心としたお話でした。
阿部寛さんが主演で、夏川結衣さんがゲストでしたが、
私はフジテレビのドラマ“結婚できない男”が大好きなので、
この二人が画面に一緒に映っているだけで
「あ、桑野さんと夏美先生」と思ってしまいました。



さて、今回のお話の鍵は、
事件現場から発見された人形焼きでした。
・明らかに嘘を吐いている従業員、
・何やら浪費癖があるらしい、うだつのあがらない亭主
・何か隠し事があるようにも思える美人の名女将
……と、皆が、さも殺人事件に何か関係があるかのように
怪しい行動を見せていましたが、
前回の話がああだったので、
(ゲストキャラが怪しい素振りを見せていても、
結局、事件とは関係が無かった)
「どうせ今回もそうなんだろうな」という思いで
見てしまいました。
そして実際に、
主人公・加賀恭一郎(阿部寛さん)の捜査はいつか、
まつやの亭主の浮気問題の解決に繋がったわけですが……。

お話は面白かったです。
“まつや”がウリにしていたワサビが何故か入っていた
人形焼きの真相や、
旦那の浮気の話、
そんな旦那の為に嘘を吐いた従業員、
そして、彼を深く愛する妻──と、
お話は大変よくまとまっていたと思います。
でも、今回だけの部分に限ると、
こちらの作品はミステリではないですよね。
人形焼きが関係ない事が分かっただけでも
捜査が進展したと言えるのでしょうが、
見終わった後は、ホームドラマを見終わった感じがしました。
でも、普通のホームドラマを見た後と比べると
ちょっと物足りないです。
前回の感想記事でも書きましたように、
こちらは“刑事ドラマ+人情ドラマ”のミックスであるのが
ウリですので、
それは見事に成功していますが、
どちらかに特化してない事からくる物足りなさがあるのは
否めないなぁと思いました。
なんていうか、放送を見終えた後は、
テレビの画面を二分割して
左で刑事ドラマ、右でホームドラマを見た後の時と
気分が似てるかもしれないなと思いました。



それと、加賀恭一郎が“まつや”で最初に
わさびについて語った時に、
今にもあれこれと蘊蓄を語りそうだったので、
(受け答えをした女将が慇懃無礼な応対だったのもあって)
「桑野さんww」と思いましたww

人形焼きに餡あり餡なしがあるのは
初めて知ったなぁ。
私は甘いものをとても好むのですが、
人形焼きは甘過ぎて途中で飽きるので、
自分では滅多に買いません。




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続きの感想も書きました。
第三章:瀬戸物屋の嫁(東野圭吾VS阿部寛〜女の執念)

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-04-26 23:29  nice!(0)  コメント(0) 
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