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感想:NHK大河ドラマ「龍馬伝」第17回 怪物、容堂*ネタバレあり [NHK大河ドラマ感想]

2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の感想です。
今回は第17回「怪物、容堂」です。

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以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第16回「勝麟太郎」

各回の感想記事のURLはこちらのページでまとめています。
感想一覧:NHK大河ドラマ「龍馬伝」


────

今回は、坂本龍馬(福山雅治さん)が
土佐藩のお殿様・山内容堂(近藤正臣さん)と対面するお話でした。
といっても、
龍馬はあくまで勝麟太郎(武田鉄矢さん)のお供なので
背後で控えるだけでしたけれども。
しかし、龍馬の本来の身分──下士であるのを思えば
藩主と直に会えるなんて、まずあり得ない事ですので
凄い事です。



その前に、龍馬は黒船に乗ったり、
ジョン万次郎(トータス松本さん)に会ったり……と
彼は新たに経験する事・新しく出会う人に対して
興奮しっぱなしでした。
そして、上記のようにお殿様とまで会ったんですから
毎日が楽しくて仕方がなかったでしょう。

一方で、龍馬が大坂に発つと聞いて
千葉佐那(貫地谷しほりさん)はとても淋しそうでした。
龍馬の事は半ば諦めていたでしょうが、
分かってはいても、彼が自分を娶ってくれそうにない
(彼が東京に来たのは自分に会う為ではない)現実に対して
辛そうにしていました。
以前の感想にも書きましたが、
いくら主人公を悪く書けないとはいえ
龍馬をここまで朴念仁にしなくても良いのに……。
これじゃ本当に、おりょうさん以外の女性が可哀相です。
加尾さんも佐那さんも、物わかりが良過ぎです。



さて、今や「土佐一番」と言われるようになった
武市半平太(大森南朋さん)。
岡田以蔵(佐藤健さん)は
彼自身がとても辛そうに言っていた通り、
斬りたくて人を斬っているのではなく、
全ては尊敬する武市半平太の為なんですよね。
そして今回、以蔵は、武市半平太に向かって
「自分はいつまで人を斬れば……?」と尋ねますが、
武市半平太は以蔵に一度も
「人を斬れ」とは命令していないんですよね。
常に、以蔵が勝手に斬るように仕向けているだけで。

なんだか毎回書いている気がしますが、
この辺の武市半平太の言動には
彼の小悪党ぶりを感じると共に、
自分が捕まる夢を見るまでになっている以蔵が
可哀想でなりません。
もう、「人斬り以蔵」の名前が
街で広まっているようですし、
お話が進む度に、彼の心が荒んでいるのが分かります。



最後、容堂が武市半平太が煙たく思っている事が
明らかになりました。
しかし、武市半平太は
彼ばかりが出世するのを仲間内からよく思われてなかったり、
彼を上士にしてやった容堂が
「ここまで」と言っていたり……と不穏な様子もありました。

確かに、吉田東洋がかつて指摘した通り、
大殿様の為、帝の為、この国の為……と
武市半平太は偉そうな事を言う割に
この国の現状が全然分かってないので、
容堂には煩い蝿のように思えていたでしょう。
この先どうなるのかが、とても楽しみです!






────
感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第18回「海軍を作ろう!」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-04-26 23:27  nice!(0)  コメント(0) 

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