さくらもちモチ

感想：漫画「のだめカンタービレ アンコールオペラ編」AKT6*ネタバレあり　[のだめカンタービレ：感想] [編集]

講談社の漫画雑誌Kissで連載が再開された
二ノ宮知子先生の作品「のだめカンタービレ」の番外編
「アンコール オペラ編」の感想です。
今回はAKT6です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
コミックス派の方はご注意下さい。

前回の感想はこちら。
【感想「のだめカンタービレ アンコールオペラ編 AKT5」】

「のだめカンタービレ」の感想記事のURLは
ジャンルを問わず、こちらのページでまとめています。
【感想一覧：のだめカンタービレ】


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上記にも書きましたように
ACT5は読みのがしました……というか、
今、書店でそれに気付いたというww
でも、この番外編は全体的にスローペースなので
勿論、細かい部分で分からない事があるでしょうが
あまり戸惑わずに、今回の連載第6回を読む事ができました。
（その後、単行本24巻にてAKT5を読み、感想も書きました。
以下は、まだAKT5を読む前の感想です）



今回はいよいよ、のだめの凱旋リサイタル！！でした。
「疾走するキラメキ ONEWAY・LOVE（ワンウェイラブ）」って
どう考えてものだめ＋峰君の趣味ですよね。
千秋なら出演拒否をしそうなタイトルでした。
そしてのだめ一家登場！！
早くも「結納」と言っていて、笑いました。
（と同時に、千秋が青くなってておかしかったです）
我が道を行く野田家はさすがだったなぁ。
クラシックのコンサート会場なのに
彼らがいる場所だけ、まるで結婚式の披露宴会場でした。

のだめの演奏描写は、千秋による軽い説明はあったものの、
基本的に、のだめがピアノを弾く大コマ＆作曲者名と題名の提示が
順々に並べられただけでしたので
読んでいて物足りない部分がありました。
というか、多分、原曲を知らない人だと
「あぁ、こういうタイトルの曲をやったんだー」としか
思えなかったと思います。
個人的には、コンサートの本編より
アンコールの曲目の方が好きでした。
のだめでショパンの“黒鍵”は是非聴きたいなぁ。
“ラプソディ・イン・ブルー”を最後に入れたのは
二ノ宮先生からのファンサービスかもしれません。

そして、最後のオチは……
音楽の種類にかかわらず、コンサートには付き物の事でした。
ピアノのみのクラシックのソロコンサートなら
撤収作業も大した事ではないので、
ホールからの苦情程度で済みますが、
大掛かりなセットを組むようなクラシック以外のコンサートだと
それはもう、高額な追加料金を支払うレベルで
大変な事になってきます。
普通は、その辺の指示は厳密に行なわれるはずですが、
のだめはそれに気付かないほど盛り上がっていたのかもしれませんww
自分が今回の公演の客でしたら、
一曲でも多くのだめの演奏を聴きたいと思ったはずなので、
とても幸せだっただろうなぁ。



さて、夜の女王“杏奈”ちゃん。
何やら音楽家としての自分の現状や能力について
思うところがあるようですが、
この辺はきっと、前回のAKT5で描かれたんでしょうね。
上記の通り、私は読んでいませんので
推測が元になりますが
彼女の悩みは、音楽のプロになる事を志し、実際にそうなった者なら
誰もが通る道だと思うので、頑張ってほしいです。

千秋は努力の人（努力をするのが好きな天才）ですし、
のだめは、努力をするのも楽しいと知った天才ですからね。
ぶっちゃけ、自分の地位を確立していない人や
自分に自信を持てない人は、
彼らの傍にいる事に対して辛い部分があると思います。
でも、千秋ものだめも、彼らなりに悩みや苦労を克服して
今があるわけなので、
杏奈ちゃんも、たっぷりと悩んだ後は、
気持ちを吹っ切って──切り替えて頑張ってほしいです。

……って、全然違うお悩みでしたらすみません。
次回も楽しみです！





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感想は以上です、
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
【感想「のだめカンタービレ アンコールオペラ編 AKT7」】

宜しければ、合わせてどうぞ。