さくらもちモチ

感想＠ドラマ「素直になれなくて hard to say i love you」第2話：仲間、いますか？*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

ドラマ「素直になれなくて hard to say i love you」の感想です。
今回は第2話「仲間、いますか？」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第1話：今、何してるの？】

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧（インデックス）記事でまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：2010年春 放送開始作品】

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制作側は、こちらのドラマ“素直になれなくて”の略を
“スナナレ”としているそうですが
一応Twitterドラマなんですから
そのまま“素なう”でいいと思いますww



さて今回も、色々とツッコミ所がありました。

まず、Twitterが話の中心に絡んでこないww
こちらは、Twitterで知り合った男女の群像劇なので
この前提がある時点で、
“とりあえずツイッターを扱ってみた”というレベルは
クリアしているのでしょうが、
Twitterの特性を生かせてはいないと思います。
前回は、私も、番組宣伝であまりにも
「ツイッターツイッター」と言われていたのが気になって、
「あまりTwitterを前面に出されても嫌だな」と思っていたので
その色が薄い事にホッとしましたが
ここまでドラマの内容に関係が無いとなると
逆に「あれ？」と思います。

というか、序盤でドクター（パク・ソンス/ジェジュン）が
「仲間、いますか？」と男性陣に質問するシーンがありますが、
見ず知らずの仲間と繋がりたいという意識が強いなら、
TwitterよりSNS（Mixiとか）の方が向いている気がします。

芸能人や企業になると、話はまた別ですが、
個人で楽しむTwitterって、大まかに
知り合い同士でフォローしあって馴れ合うか、
知り合いが全くいない状態で好きな事を呟く
（知り合いがいないからこそ言える愚痴などを吐く）か、
そして、この作品の登場人物のように
仲間を見つけたいと望むか……に分けられると思うんです。
でも、Twitterの特性って
良くも悪くも“言いっぱなし”なので、
知り合い同士が使うと、割と簡単に仲を深められますが
（擬似チャットになるので）
知らない者同士がTwitterだけで知り合い、仲良くなるのは
結構難しい気がします。
知らない人にフォローされて警戒する人は
決して少なくないですし、
知らない人とも積極的に交流するタイプの人は
それだけ、フォローしている人もされている人も多いので
埋もれちゃう場合があるのではないかと。

それと、Twitterで誰かを特定するって
よほど分かりやすい手がかりがないとまず無理ですよね。
凄いなぁ、このドラマは。
ネットの功罪を全て
Twitterに詰め込もうとしている気がします。
「ツィッター見た？」っていう台詞そのものがもう
Twitterの現実からビミョーにずれているような……？？



人を気遣っている割に、ズバッと傷付けている
ナカジ（中島圭介/瑛太）の中途半端な優しさは
北川節だなぁと思いました。
そして、そんな彼によって深く傷つけられた
ハル（ 水野月子/上野樹里さん）も。
ホーム越しに「あたしの『ガンバレ』返して」なんて
前回の、缶コーヒー（ジュース？）投げ付けも含めて、
彼女の作品らしい言動だと思いました。
こういうシチュエーションが、北川さんのお好みなんでしょうね。



そして、皆、
リンダ（市原薫/玉山鉄二さん）に頼り過ぎですww
彼は自分の仕事の為に、編集長とキスをしましたが、
果たして、友達の為に彼女とセックスするんでしょうかww

なんか……麻薬問題も含めて、
内容がすっかりネタドラマ化していて、
当初とは違う方向で面白いです。
Twitterやブログで暴言を吐いている北川さんの現状も含めて、
ドラマを見ていると、苦笑ばかりが浮かびます。
最初からネタドラマとして見ていた作品なら
もっと楽しめるのかもしれませんが、
一応、本命ドラマの一つには挙げていたので
迷走振りが露になってきたのは、ちょっと残念です。




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続きの感想も書きました。
【第3話：秘密ありますか？（恋して、ますか？）】

宜しければ、合わせてどうぞ。