さくらもちモチ

感想@ドラマ「王様のレストラン」第11話（最終話）：奇跡*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

ドラマ「王様のレストラン」の感想です。
今回は第11話「奇跡」です。
最終回です！

以下の記述にはネタバレがあります。
今回のフジテレビの再放送にあたり
ほぼ初見状態で視聴しました。


前回の感想はこちら。
【第10話：去る者、残る者】

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧（インデックス）記事でまとめていきます。
【テレビドラマ感想一覧：再放送 視聴】

────

最終話です。
前回、パティシエの稲毛成志（梶原善さん）の問題で
自ら店を辞めた千石武さん（松本幸四郎さん）が
一年後、
客として再び“ベル・エキップ”に来店するお話でした。

過去と現在のお店の違いを描く為に
千石さんを店から去らせた展開が
あまり好きではありませんが……
千石さんが、店で一年前と同じ事をしたのに
従業員の対応が全然違う
（更に言えば、店の混雑度も違う）のが
大変面白かったです。
特に、シェフの磯野しずか（山口智子さん）が、
メニューにない無謀な料理のオーダーに対して、
今回は「（千石の挑戦を）受けてたつぜ！」と言わんばかりに、
嬉しそうにしていたのには、ニヤニヤしちゃいました。
口では文句をしっかり言っていたのが
しずからしいです。

また、水原範朝（西村雅彦さん）と結婚して
バルマンからマダムに替わった
三条政子さん（鈴木京香さん）。
バルマンとしての制服姿もステキでしたが、
今回のマダムとしてのドレス姿は
鈴木京香さんの上品なお顔立ちに合っていて
本当に素晴らしかったです。
私も、こんなマダムに「いらっしゃいませ」と言われたいww

フルーツのグラタンは、
当時もよく見かけた（逆に、最近は見かけない）デザートですので
目新しさは無かったですが、
稲毛さんの努力と熱意を、千石さんが認めてくれた展開には
ホッとしました。
あそこで稲毛さんが感動するシーンは
本当に良かったなぁ。
ずっとずっと、稲毛さんがあの件を引き摺っていたのだと
よく分かるシーンでした。



ただ、最後の三谷さんのご出演（謎の中国人？）は
頂けませんでした。
これについては、私も覚えていましたので、
「あ、そうそう。最後に出るんだっけ」と思いながら失笑しました。
この人は、この“出たがり”を無くせば
もっと評価が高まると思うんですが……。
（「本当は出たくないんです」と言うところが、またいやらしい）
まぁ、三谷さんファンには
これがきっとサービスになるのでしょう。



未だに大絶賛されている作品ですので、
ハードルが高い状態（期待度が高い）で視聴しましたが、
平均点は高かったです。
面白かった！
こういう質の高いドラマがまた作られるようになるといいなと
思いました。




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