さくらもちモチ

感想：アニメ「デュラララ！！」第14話「物情騒然」*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「デュラララ！！」の感想です。
今回は第14話「物情騒然」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。


前回の感想はこちら。
【第13話「急転直下」】

各回の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらの一覧記事でまとめています。
【アニメ感想一覧：2010年1月 開始作品】


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今回は、切り裂き魔の一報を語るチャットのシーンから
放送が始まりました。
前回も思ったのですが、
チャットの住人の正体が明らかになったからか、
ボイスの加工が、初回当時と比べて格段に緩くなっていて、
声を聞いただけで、
どのHNが誰なのかがよく分かるようになっています。



さて感想やら考察やら。

前回から本格的に登場した岸谷新羅の父親
──岸谷森厳が、今回もＡパートから出ました。
森厳さんってば、お風呂に入る時も
ガスマスクを着用しているんですね。
もしかして、眠る時もこうしているのかな。
凄いなぁ。
でも、前回の感想記事でも書きましたように、
妖精であるセルティ・ストゥルルソンが日常化している影響を受けて、
変人である森厳さんもすっかり日常化しているのが
（ちゃんと存在を認められているのが）
おかしいです。

岸谷新羅への恋心や、彼との仲を森厳さんに問われて、
セルティが、左右の手の人差し指同士をツンツンやっているのが
かわいかったです。
そして、セルティはたとえ死んでも
（殺しても死なない身体ですがww）
森厳さんを「お義父さん」とは絶対に呼ばないだろうなぁ。



今回、切り裂き魔の件で
セルティと平和島静雄が会話を交わしました。
以前の回もそうだったんですが、
私は、この二人が一緒にいるシーンがとても好きです。
登場人物は変人ばかりで、
会話も、突拍子も無い内容が多い作品だけれど、
この二人の友情は確かに存在していると分かるので、
穏やかに会話がなされているのを見るのが好きです。
お互いが、相手に対して変に期待をしたり
過剰に気遣ったりしない点も、好ましいです。
（竜ヶ峰帝人と紀田正臣の友情は、
この点がそうでないせいで、私はあまり興味がないです）



今回はＢパートが面白かったなぁ。
色んな事が分かって、とても興味深かったです。
また、セルティが今も必死になって自分の首を捜しているのに、
森厳さんがあっさりと、
それが折原臨也の元にあると辿り着いちゃったので、
彼女がちょっとかわいそうでした。

さて、Ｂパートで判明した事を簡単に整理すると
・折原臨也はセルティの首を“刺激”する為に
池袋で大規模な抗争を起こそうとしている
（前々回の放送の最後で臨也が発した独り言の分かりやすい版）
・魂を切れる妖刀“罪歌（さいか）”の存在
・以前の“罪歌”の持ち主は森厳さん
・セルティは、森厳さんによって“罪歌”で首を切られ、
その首を矢霧製薬に運ばれた

ここで、「あれ？」と思ったのは、
妖刀“罪歌”＝切り裂き魔ではない？と感じたことです。
この辺は作者による単語の定義の問題だと思うので、
後々の放送ではっきりと判明するのでしょうが、
今回の放送の感じだと
妖刀“罪歌”には実体がありそうな気がするので、
園原杏里ちゃんが出したっぽい（と、私が勝手に推測している）
黒いうねうねの切り裂き魔とは別物なのかなと思ったんです。
森厳さんは変人だけれど、特別な能力は無いようなので
実体を持つ刀を使用しないと
セルティの首を切り落とす事はできないのでは？？

または、“罪歌”はあくまで妖刀なので、
刀そのものの意思、もしくは使い手の意思によって
実体化したりしなかったりするんでしょうか。
森厳さんがセルティに使った時は、ちゃんとした刀だったけれど、
たとえば、園原杏里ちゃんが“罪歌”の現在の持ち主で、
本当にあの黒いうねうねの切り裂き魔を
無意識で出しているとしたら、
彼女はその身に妖刀の力を宿しているとか？？
これなら、“罪歌”＝切り裂き魔になりますけれど……。

ううん、現在までで得られた情報だけで推測するとなると
なかなか無理がありますね！！
次週も楽しみです！





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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
【第15話「愚者一得」】

宜しければ、合わせてどうぞ。