さくらもちモチ

感想@ドラマ「臨場」第2シーズン 第2話：封印〜後編*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

連続ドラマ「臨場」第2シーズンの感想です。
今回は第2話「封印〜後編」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。

第1シーズンの感想記事のURLはこちらでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：再放送 視聴】
原作の小説も読み、感想を書きました。
【感想：小説「臨場」横山秀夫著】


前回の感想はこちら。
【第2シーズン 第1話：封印〜前編】

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧（インデックス）記事でまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：2010年春 放送開始作品】

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悪くはなかったです。
警笛の理由も、分かった途端に
「あぁ……」とやり切れない気持ちになりました。

ただ、こうやって見終わってみると、
二つ目の事件を挿入して、無理に前後編にするより、
一つ目と三つ目の事件で一話、二つ目の事件で一話……と
普通の構成でドラマを作っても支障がなかったのではないかと
思いました。
まぁ、制作側がこのようにしたのは、
こちらの作品が、他の連ドラよりスタートが一週早い事から、
初回で掴んだ視聴者を第二週にも確実に引っ張りたいからでしょうし、
二つ目の事件（前回解決した事件）も、
あのままでは一時間はとても持たないので、
他の事件の中に組み込んでしまえば
あれこれ付け加えずに済んで楽だという利点があるからでしょうが。

それと、作品が
なんだか“相棒”化しているなぁと思いました。
倉石義男（内野聖陽さん）を杉下右京に替えて、
鑑識の米沢さんから現場のデータを貰うようにして
お話を進めたら、
多分、“相棒”でも無理はなかったと思います。



それと、これは前回も感じた事なのですが、
自殺した警官の娘が好ましく思えなかったので、
彼女のせいで複数の人間が道を外したのかと思うと、
ちょっと虚しくなりました。
（倉石さんは否定していましたが、
娘さえ万引きしてなかったら
一連の事件が起こらなかったのは事実です）
彼女が自殺未遂をした時は、
とても同情できなかったので、
「また他人に迷惑をかけて……」と
冷たく思ったりもしました。

小坂さんや倉石さんのように
ちゃんと叱ってくれる大人が周りにいて、
彼女はとても恵まれていますよね。
なので、お話の最後でようやく
彼女が本気で反省したと分かって、私もホッとしました。
あれで改心しなかったら、もうどうしようかと思いました。

次回からは普通の構成になるのでしょうか。







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続きの感想も書きました。
【第2シーズン 第3話：未来の花】

宜しければ、合わせてどうぞ。