SSブログ

感想@ドラマ「連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」第1週:ふるさとは安来(やすぎ)*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]

ドラマ「連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」の感想です。
今回は第1週(第1〜6回)の「ふるさとは安来(やすぎ)」です。

ゲゲゲの女房 完全版 DVD-BOX1

ゲゲゲの女房 完全版 DVD-BOX1

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。


────

2010年前半の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」です。

私の生活時間ですと、朝の放送もお昼の再放送も
ビミョーに見られないのですが、
今回の題材はなんだか面白そうだと思えた事と、
先に発表されていた役者さんが割と好みでしたので
録画した上でまとめて視聴しました。
朝の連ドラをまともに視聴するのは
“純情きらり”以来です。

今回は第1週です。
連続テレビ小説は、総じて
ヒロイン(主人公)の一生が描かれますので、
この作品も例外でなく、
第1週は飯田布美枝(松下奈緒さん)の幼少時代が放送されました。

それにしても、素晴らしいタイトルですよね。
パッと見ただけで内容が分かりますし、
何よりインパクトが強いです。



今回はまだ戦時中とあって、
お話のあちこちに戦争の影が落ちているのが印象的でした。
「農家に嫁げば食べる物に困らない」という理由で
ユキエさんのお見合い相手を決めちゃう展開に
思わず「うわぁ……」となってしまいました。
この飯田家は、かなり裕福な方だと思いますが
それでも、食べ物を念頭に置いて
娘の嫁ぎ先を決めなきゃいけなかったんだとよく分かります。
(しかもこれは、飯田家だけが特別だったわけでなく
当時としてはごく普通だったんですよね)

しかし、緑がたっぷりと残っていて素敵だったなぁ。
初回、布美枝が輝子叔母さんのお見舞いに行く為に
山を抜けて駆けていくシーンを見ていたら、
ジブリのアニメ映画「となりのトロロ」を思いだしました。
民家の生け垣とか田んぼの道とかは、
まさに、メイやさつきがいた場所まんまでした。



布美枝が、内気過ぎる性格が災いして
“いるんだかいないんだかよく分からない”と言われたり、
彼女が“見えないけどいる”ものを感じたり……と、
妖怪に繋がるような印象的な言葉が
彼女を表わすのに何度も出てきました。
ちょっとしつこいかな?とも思えましたが
毎日、忙しい時間帯の15分間の放送ですと、
これぐらいあっても良いのかもしれません。
(私のようにまとめて見る視聴者にはくどく思えても、
毎日リアルタイムで見ている視聴者には
気にならない程度かもしれません)

第二回で出会った少年(小豆あらいの絵を描いた子)が
将来の水木しげるさんですよね??



私も、今でこそ普通の身長ですが
子供の頃は、同年代の子の平均身長よりも高かったので
(背が伸びるのが早く、そのまま落ち着いた)
「背が低かったら良かったのに」と思う事が多々ありました。
なので、「電信柱」とからかわれた布美枝の気持ちは
よく分かるなぁ。
お祭りのエピソードは、
あのまま布美枝が枕を濡らして終わるかと思ってましたので、
当日になって
彼女の前向きな気持ちが羞恥心を打ち消す形になって
ホッとしました。

また、下のお姉ちゃん(ユキエさん)のお見合いの一件も
大団円で良かったです。
相手を知れば知るほど良い人だと分かったので
「うわ、勿体ない」と思っていましたので……。
この時代は、好きな人と結婚できるなんて珍しかったでしょうから
相手に対して「この人はいい人だな」と思えたなら
充分に幸せだったと思います。
布美枝も、内気なのに
よくあそこで本当の事を言えたなぁ。
下のお姉ちゃん夫婦をくっつけたのは
まず間違いなく布美枝と言っても過言でないはずです。



期待通り、面白い“朝の連ドラ”のようで嬉しいです!
放送時間がこれまでより十五分早くなったせいか
視聴率では歴代の作品よりちょっと苦戦しているみたいですが、
この面白さが口コミで皆に知られればいいなぁと思っています。

今、放送中の次週分については、
全て見終わりましたら感想を書く予定です。
(今日(4/6火曜日)分までは見ました。やっぱり面白いです)


ゲゲゲの女房 完全版 DVD-BOX1NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」オリジナル・サウンドトラックゲゲゲの女房—連続テレビ小説 (NHKドラマ・ガイド)NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房〈上〉ゲゲゲの女房




────
ランキングに参加しています。
記事がお気に召しましたらバナーを押してやって下さい。
*別窓でランキングサイトが開きます
にほんブログ村

続きの感想も書きました。
第2週:ご縁の糸

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-04-06 23:40  nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。