感想@ドラマ「臨場」第5話:Mの殺人*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
連続ドラマ「臨場」の感想です。
今回は第5話「Mの殺人」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいませんが
こちらのドラマをリアルタイムで視聴していました。
(内容はうろ覚えです)
前回の感想記事はこちら。
【第4話:眼前の密室】
各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめていきます。
【テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴】
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落ちぶれたアイドル十条かおりをめぐるお話でした。
このお話については、何となく覚えがあったものの
途中まではすっかり忘れていましたので
楽しく視聴できました。
誰が犯人であるかを思い出したのは、
警察内の食堂で、倉石義男(内野聖陽さん)が
実際にコーヒーカップを倒してみせたシーンです。
これで「あ、そうだ。あの人が!」と思い出せましたので、
以下のお話(謎解き/真犯人が明るみになる)は、
納得しながら視聴できました。
ただ、気になったのは……
こちらのお話、
“好きな男と会うのに、汚れた服のままではいない”という女心が
事件の真相に繋がる一つの鍵となりましたが、
私だったら、家に帰る前にコーヒーの染みを落とします。
すぐにトイレに駆け込んで、備え付けの洗面所で水洗い
&手を洗う為のせっけんなどがあれば、それを用いて洗います。
こういう染みは、放っておけばおくほど残り、
消えにくくなるからです。
それに、付着したのが白い服だなんて、目も当てられませんので。
なので私は、十条かおりがそのまま
自宅マンションに戻ったらしい事に驚きましたが、
それ以上に、自宅に帰ってもまだその服を洗っていなかった
(コーヒーの染みを落としていなかった)のも信じられませんでした。
あんな、他人に服の匂いを嗅がれて
「あ、コーヒーだ」と気付かれるほどの染みを放置しておくのには
不自然さを感じました。
また、真犯人だった男性マネージャーが、
愛人である研究員に頼んでクロロホルムを入手しましたが、
彼が、彼女からとりあえずいくばくかのお金を借りて
十条かおりに渡し、
少しは“借金を返す意思”があるのを見せていたら、
何も彼女を殺す必要は無かったように思えます。
「全額返せ」と言われても、無いものはどうやっても払えませんし、
十条かおりが田舎に帰ろうとしていたのを思えば、
とりあえず何十万/数百万のお金を渡せば
それ以降の取り立ては煩く言ってこない気がしましたので……。
尤も、これらは、事件の後だから言える事で、
当のマネージャーからすれば、
「もう、十条かおりを殺すしかてだてがない」と
短絡的に思ってしまうほど焦りがあったんだと
分かりました。
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続きの感想も書きました。
【第6話:罪つくり】
(4/8 追記)
原作の小説も読み、感想を書きました。
【感想:小説「臨場」横山秀夫著】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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2010-03-30 21:39
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