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感想:アニメ「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」第11話「来訪者・燃ユル雪原」*ネタバレあり [アニメ感想]

「アニメノチカラ」プロジェクト
第1弾として放送されている
アニメ「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」の感想です。
今回は第11話「来訪者・燃ユル雪原」です。
以下の記述にはネタバレがあります。


前回の感想はこちら。
第10話「旅立チ・初雪ノ頃」

各回の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらの一覧記事でまとめています。
アニメ感想一覧:2010年1月 開始作品


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カナタとクレハが
ローマ兵の斥候と思わしき少女の軍人を保護し、
第1121小隊全体でセーズの砦に匿うお話でした。

やっと……やっとやっとやっと
ずっと待ち望んでいた戦争展開になったわけですが
何でしょう、この“取って付けた”感がある安っぽい内容は。
「結局、重い話をやってもこの程度か」と思い、
作品に対する失望感が却って強まりました。
これなら
戦場のうきうきガールズライフで終わってくれた方が
まだ良かった気がします。

伏線っぽいわざとらしい描写は
これまでの回でも幾つかありましたので
(リオの正体/フィリシアの悪夢など)
こちらの作品が最後に戦争ネタをやって終わるであろうとは
誰もが予想した事だと思います。
私もそうでした。
また、音楽と戦争が作品のテーマである時点で
登場人物によるトランペットによる演奏が
停戦もしくは戦争終結の鍵になるのも、簡単に読めます。
よってこの先は
双方の国で伝わっている話(伝説)が違う
=実は戦争をやる事が無意味だと分かる
=トランペットによるアメージンググレイスの演奏で
双方の兵士たちが感動し、停戦へ
……となるのではないでしょうか。
今回、アーイシャというローマ軍側の女性兵士が登場し、
彼女も同じトランペット奏者
&アメージンググレイスを弾けるという設定は
この後、カナタと合奏させる為ですよね。

多分、今回でアーイシャを庇った事が露呈したので、
今後は、フィリシアを始めとする第1121小隊は
軍法会議に掛けられてもおかしくない状況になると思いますが
(下手をすると反逆罪に問われる)
きっと、カナタ達はその場の勢いによる正義感によって
「今は国同士で争うべきではないわ!」とか言っちゃって
開戦を未遂に終わらせる/もしくは停戦に持ち込む為に
二人でトランペットを吹くんですよね。

正直、この手の話は食傷気味なので
どうしても安っぽく感じてしまいます。
軍人が、個人の倫理観との間に悩む展開なんて
王道中の王道なので、
「え? 今さらこれをやるの?」と思う部分もありました。



また、この期に及んでもまだ
視聴者サービスシーンを入れてくるスタッフさんの考えが
(ノエルの生乳揉み+フィリシアのレズっぽいセクハラ発言)
よく分かりません。
キャラクターにおっぱいを揉ませたぐらいで喜ぶのは
一部の視聴者のみで、
後の人はネタとして流すか、私のように呆れて終わりでしょうが、
こういうのはもうお腹いっぱいです。






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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第12話(最終回)「蒼穹ニ響ケ」

宜しければ合わせてどうぞ。


2010-03-16 23:42  nice!(2)  コメント(0) 
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