さくらもちモチ

感想@アニメ「おおきく振りかぶって*再放送」第8話：スゴイ投手？*ネタバレあり　[おお振り：アニメ感想] [編集]

アニメ「おおきく振りかぶって*再放送」の
第8話「スゴイ投手？」の感想です。

以下の記述にはネタバレを含みます。

私は原作の愛読者で、
漫画が掲載されているアフタヌーンも毎月読んでいます。
記述の中で、アニメ化・単行本化されてない部分にまで
言及する可能性があります。


前回の感想はこちら。
【第7話「野球したい」】

アニメ“おお振り”の感想記事のURLは、カテゴリ分けしている他、
こちらのインデックスページでもまとめています。
【アニメ感想記事 一覧：おおきく振りかぶって】


────

合宿後のお話です。
これまでモモカンの監督業ばかりが目立っていましたが
シガポによるメントレが丁寧に描かれています。

その前にあった三橋の“お祝いの電話”の夢や
栄口君との他愛のない挨拶が、見ていて楽しいです。
肉まんのエピソードは削られちゃったんですね。
あれは、食い意地の張っている三橋と、
彼に優しい栄口君との微笑ましいエピソードだったので
無かったのがちょっと残念です。
でも、今回に限った事ではないですが
試合以外のシーンは、全体的にテンポよく軽快に
（割と速めに）描かれていて、
濃度も高い作りになっていますので、
全体的な事を考えると
ここしか削るところがなかったのかなと思いました。

あぁ……それにしても懐かしいなぁ。
私が“おお振り”に初めてハマった時って
単行本がまだ第2巻までしか発売されてなかったんですよ。
（ご存知の方もいらっしゃるでしょうが
その第1〜2巻の単行本ですらなかなか買えず
とても苦労しました。
行く先々で売り切れだったので）
掲載誌であるアフタヌーンでは
夏大の抽選会の回が掲載されていました。
当時から、単行本とアフタとの間には
タイムラグがありましたので、
私は、抜けている間はどういう展開になるんだろうとの期待を込めて
ここら辺のお話を、何度も何度も読み返したものです。
なので、“おお振り”の中でも思い入れがありますし、
もうあまり読み直さなくなった今でも
根強く記憶に残っています。



皆で手を繋いで、呼吸を整えるのは
これから先の回でも行なうメントレの基本ですね。
ここの回でも体感瞑想が印象的に書かれていますが、
確かこの先、栄口君が桐青戦で
このメントレをふと思い出すシーンがあって
そこがとても好きです。



さて、“スゴイ投手”榛名元希の登場です。
アフタ本誌では、阿部も榛名も試合に負けて、
きちんと会話を交わす機会が得られました。
（仲直りしたというとちょっと語弊がありますが、
阿部が持っていたわだかまりは消えました）
ただ、阿部がずっと榛名を意識している描写を
武蔵野第一対ARCの試合で長々と見てきたので、
今回、久し振りにこの話を見ても
「懐かしい」という気分にはなりませんでした。

野球をやる上で
──投手と捕手としてバッテリーを組む上で、
二人の性格が必ずしも合う必要は無いけれど、
やっぱりこの二人を見ていると、
野球をやる上での性格的な相性は宜しくない気がします。
二人とも変にこだわりがあるし、気も強いので、
試合中に苛々する事が多そうww
というより、アフタ本誌であった武蔵野第一の二つの試合
（対春日部市立/対ARC）を見て思ったんですが、
榛名は年上と野球をやる方が良いですよね。
榛名自身は、
下級生の面倒見が良い（同級生も）タイプではなく、
俺様な性格は相変わらずなので、
優しい先輩にかわいがられる方が
伸び伸びと楽しく野球できると思います。



それと今回は、他校好きには外せない回でした。
桐青の面々（和さん/準太/利央）と
春日部の面々（柴先輩/涼＆葵）が初登場しました。
柴先輩が、漫画で読んだ時より若く感じられて
ちょっと意外でした。
や、まだ高校生なんですから若くて当然なんですが、
なんだか彼にはオッサン臭いイメージがあって……
（すみません）。



そして、“おお振り”の名台詞（？）ともなった
田島の「ゲンミツに」。
彼の勘違いは、連載の最終回まで直らない気がします。
そしてそして、田島のパンツ（トランクス）が
無地で残念……。
ここは原作通り、水玉柄にして頂きたかったですww





────
ランキングに参加しています。
記事がお気に召しましたらバナーを押してやって下さい。
*別窓でランキングサイトが開きます


続きの感想も書きました。
【第9話「過去」】

宜しければ、合わせてどうぞ。