さくらもちモチ

感想@アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT」第47話 闇の使者*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT」の感想です。
今回は第47話「闇の使者」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んでますので、
まだアニメ化されてない部分に記事で触れている場合があります。


前回の感想はこちら。
【第46話「迫る影」】

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
【アニメ感想一覧：鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT】


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冒頭で、とうとう
エドとホーエンハイム親子が再会しました。
出会い頭に一発、エドがホーエンハイムを殴ったのが
おかしかったです。
エドとアルとでは、前者の方が年上の分、
不仲だった父親に対しては思うところがあったはずなので
（事情を頭で理解しても、感情はまた別）
これでとりあえず彼への怒りを収めて、
お互いの事情の説明を行なった流れは
素晴らしいと思います。

また、エドの口からトリシャの遺言を聞いて
ホーエンハイムがはらはらと静かに涙を流したシーンは
良かったなぁ。
あの短い一瞬だけで、
ホーエンハイムがトリシャをどれだけ深く愛していたのかが
よく分かりました。
その後、グリードさん達と話したエドが
「あいつがちょっと意外だったから……」とこぼしていたように、
父親に対しては過度に頑な言動を見せていたエドも、
今回はこれを強く感じたはずです。

“トリシャがホーエンハイムを待つ”という
二人の約束を叶える事はできませんでしたが、
トリシャが先に逝く＝その後にホーエンハイムが逝く
＝ホーエンハイムが死ねる身体になる＝問題が解決する
──という、トリシャの遺言が、
今のホーエンハイムにとって心の安らぎになっていたのも
良かったです。
ちょっと派生させすぎだろうと思わなくもないですが、
（トリシャがそういう意味を込めたかが分からないので）
ホーエンハイムにとってこれが光と同然になった事に
変わりはありませので
素敵だと思います。



さて、アルの鎧を乗っ取ったプライド。
自分達が人柱候補であるのを知っているエドは
「（プライドには）俺を殺せない」と強気な態度で出ますが、
プライドにグリードさんを人質に取られた事で
一転して不利な状況になりました。
人を盾に取られたら身動きできないというエドの弱味は
バトル系の物語の主人公が持つ特性ですね……。
でも、どうにかしたりされたりする前に
停電が起きて、とりあえず事態が収まったので
良かったです。

──が、一難去ってまた一難でした。
唐突に現れたグラトニーの強襲によって、
暗闇のままでは、鼻が利くグラトニーが有利、
かといって明かりをつければ
その途端にプライドに襲われる……なんて
まさに四面楚歌状態でした。

だからこそ、
この窮地をとりあえず救ってくれたランファンの登場に対して、
私は「おおおおおおお」と興奮しました！
ランファン、格好良かった！

私は原作の漫画を
単行本はレンタルコミック＋本誌を借りるという形で読んでいます。
プライドをどうにかする為に
アルの鎧でなく、森に潜む本体（セリム）を叩こうとする場面は
辛うじて覚えていたのですが、
このランファン再登場については、すっかり忘れており、
「あれ……これ、どうなるんだっけ」と思いながら
視聴していたので
余計にそう思いました。



それにしても、Ｂパート冒頭の、
グラマン中将のモノローグ（心の声）と、
それを既に読んでいる少佐の図が、とても面白かったです。
物語の中盤以降のグラマン中将には
小物感が漂っているなぁ。






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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
【第48話「地下道の誓い」】

宜しければ、合わせてご覧下さい。