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感想:アニメ「のだめカンタービレ フィナーレ」Lesson8(第8話)*ネタバレあり [のだめカンタービレ:感想]

ノイタミナ枠のアニメ
「のだめカンタービレ フィナーレ」の感想です。
今回はLesson8です。
私は原作の漫画のファンです。
以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
Lesson7

「のだめカンタービレ」の感想記事のURLは
ジャンルを問わず、こちらのページでまとめています。
感想一覧:のだめカンタービレ


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事後ww

原作の漫画で読んだ時もそうでしたが、
「とうとうヤったかー!」と思うと同時に
「あ、今までやってなかったの?」と思いました。
この“のだめ”は、エロがメインの作品ではないので
事ある度にそういうシーンが入れられるわけではなく、
寧ろ、単なる朝チュンでもよく作中で描かれたなぁと思います。
そして、これまで二人の関係がここまで具体的に描かれたのは
キスぐらいだったので、
見る度に「おおお」と興奮してしまいます。

や、俺様な千秋の性格を考えれば、
彼が自分の領域にのだめをここまで深く入れている時点で
彼にとって彼女が特別な存在であるのはよく分かりますし
(このフィナーレでも、のだめに対して
嫉妬めいた感情を抱いてます)、
のだめはのだめで、常に「先輩LOVE」の状態なので
二人の気持ちが通じ合っていたのは明確でした。
千秋がのだめに与えるご褒美として
“キスをしてやる”までは、凄く自然なのですが
さすがにセックス関係になってくるとなると
のだめの、千秋の恋人としての立ち位置が物凄く固まりますので
「本当に千秋はのだめが好きだったんだ」と
改めて実感させられます。

なので、今回は、
のだめが千秋に「結婚してください!」と迫って、
現在では唯一、ルイに勝てるポジションに逃げ込もうとしたけれど、
(のだめの心の拠り所である“千秋の妻”の地位を
冗談でなく本当に得る事で、心の安定を図ろうとした)
寧ろ、視聴者に向けて
「のだめは千秋先輩の恋人デス!」というのを
見せつけた回だったなぁと思いました。

まぁ、あの時の千秋先輩が
「のだめってこうだったっけ?」と戸惑っていたように、
彼女の心が不安定に揺れていたのが伝わってきたからこそ、
彼も彼女を抱いたのかもしれません。
でも、朝チュン後にのだめが全然はしゃがなかったのを踏まえると
セックスしている時だけは心が慰められたかもしれないけれど
(というより、一時的に悩みを忘れられる)
結局、のだめが千秋とルイにしてやられた事実は変わらないので
何の解決にもならなかったなぁと感じました。



さて、そんなのだめが
ミルヒ−(シュトレーゼマン)と再会しました。
なんだかミルヒ−が仰々しく悪人風に描かれていたけれど、
あれはミルヒ−側から見た演出というか、
彼が自分に酔っているだけだと思いました。
モノローグもミルヒ−でしたし。

でも、後でオクレール先生がミルヒーを怒ったように、
彼が大事に育ててきたのだめを
横から奪われてしまうので
(しかも、ここで潰れたらのだめはお終いだった)
何だかなぁと思ってしまいます。

結局、この先のお話で
のだめはミルヒ−との共演に成功して
音楽家としての大きな扉を開けられましたが
目標にしていた事を、それ以上の腕でもってやられた事ぐらいで
すっかりやる気を無くすのなら
ピアノなんか辞めてとっとと日本に帰れば?と
のだめに対して冷たい事を思ってしまいます。
なんていうか、ここまで来て、
千秋の動向によってピアノへの熱意が左右される事に
(これがのだめの特性であり、人間らしい部分でもありますが)
呆れてしまいます。
音楽に対する情熱が、千秋の中では全く揺らがないので
その対比として、のだめの中では揺れるように
敢えて描かれているのでしょうが
私は彼女のこういう部分が好きではないので
見る度にちょっとイラッとしてしまいます。







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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
Lesson9

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-03-05 23:31  nice!(0)  コメント(0) 
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