さくらもちモチ

感想@アニメ「君に届け」第21話：初雪*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「君に届け」の感想です。
今回は第21話（Episode 21）「初雪」です。
ネタバレがあります。


前回の感想はこちら。
【第20話「プレゼント」】

各回の感想記事のURLは、他作品も合わせて
こちらの一覧ページにてまとめています。
【アニメ感想一覧：2009年10月〜2010年3月】


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真田君のお兄さんである徹さんが
ちづちゃんを借りていったところから
せつない……。

この二人がせつないのは勿論だけれど、
徹さんについていったちづちゃんを見送る
爽子とやのちんも、
見ていると彼女らの優しさがよく伝わってきて、
せつなかったですし、
同様に、二人が歩くのを見た真田君の姿も
大変せつなかったです。
本当、真田君はちづちゃんを好きなんだなぁと、
彼を見る度に、その深い愛を実感します。

肉まんとあんまん話や、
「ちー」の呼び名のエピソードは
とてもかわいらしいですね。
原作の漫画でも、好きだった部分です。
そして、以前に放送されたちづちゃんの回想でも、
昔の徹さんとちづは
まるで兄妹のようだと思えましたけれど、
今回の放送でも、私はそれを強く感じました。



最後、真田君との会話を始めたちづちゃんの中で、
感情がどんどんと昂っていって、
しまいには「慰めてよ……」と言って泣いてしまうのも
大変良かったと思います。
ちづちゃんは徹さんに
正確な意味では告白できなかったけれど、
一応「好き」という告白に対して「俺もだよ」との答えを貰って
満足できた上に、
心から「おめでとう」の言葉を伝えられた事で、
長かった片思いに区切りをつける事ができました。
でも、だからといって、彼女の心の中から
振られた淋しさや悲しさが消えたわけでは
ないですからね。
寧ろ、ああやってちゃんと泣けた事は、
今後のちづちゃんを思うと良かったです。
また、それを促したのが真田君というのも
ニクい展開でした。
多分、ちづちゃんは、あのまま一人だったら、
ああやって座り込んで、ぼーっとするだけで
決して泣かなかっただろうと
私には思えてならないので……。

真田君も、徹さんに宣言した通り、
ちづちゃんの為に行動していて、素晴らしかったです。
こんなに愛されているちづちゃんを見ていると、
なんて彼女は果報者なんだろうと思えてならなくなり、
私は彼女がちょっと羨ましくなってしまいます。








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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
【第22話「クリスマス」】

宜しければ合わせてどうぞ。

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