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感想:ドラマ「結婚できない男」第6話「融通きかなくて悪いか」*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

フジテレビ チャンネルα枠で再放送が始まった
連続ドラマ「結婚できない男」の感想です。
今回は第6話の「融通きかなくて悪いか」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私はこちらの作品の大ファンです。
記述において、先の回の内容に触れる可能性があります。


前回の感想はこちら。
第5話「家に人を入れない!」

各回の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらの一覧記事(インデックス)まとめています。
テレビドラマ感想記事 一覧:再放送 視聴


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今回の見所は、やはり
桑野さんが朗々と語る
お好み焼きの焼き方の蘊蓄でしょうか。
桑野さん役の阿部寛さんの好演もあって、
お好み焼き屋さんでの彼は
ネチネチと煩いですよね……。
夏美先生は、口煩い先生/コーチを前にした生徒みたいに
すっかり畏縮しちゃっていましたが、
もし私が彼女だったら
桑野さんに向かって「もう放っておいて!」と怒鳴って
その場を去っていると思います。
あんなんじゃ、お好み焼きを美味しく焼く事は可能でも、
美味しく食べる事ができません。
雰囲気作りができてないというか、
楽しく食事ができる空気を台なしにしているというか。
帰り道に、夏美さんが歩きながら桑野さんを諭したように、
大人だったら、蘊蓄を言いたい我慢も必要だなと
しみじみと思いました。

桑野さんは、どうせ食べるのなら
少しでも美味しいものを口にしたいという思いが
強いんですね。
しかも、自分の知識と努力で味が良くなるのを
よく分かっているので、
何も知らない夏美さんに
厚意で(好意も含む)教えてあげたわけです。
桑野さんの出しゃばり(蘊蓄)が
マメ知識程度なら、まだ良かったでしょう。
しかし、普段から他人と深く関わる事が少ない桑野さんは、
あの時、気安い態度でいられる夏美先生を前にして、
水を得た魚のように饒舌になって説明していました。
ああやって知識をひけらかすのが
たのしくたまらないという感じさえありました。
桑野さんが、食に対して
元から並々ならぬ強いこだわりを持っている上に、
他人にそれを話す事で優越感を覚える性格である
──けれど、人と関わらない事から
そういう機会もあまり得られないので、
夏美先生を相手にできる稀少な機会を得ちゃうと、
無意識のうちに感情を一気に溢れさせているんだと思います。
それをまともに浴びる夏美先生やみちる先生は
いい迷惑を被ってますよね……。

このお好み焼き屋さんのシーンにおいて、
桑野さんが、まるでお茶の作法を指南するかのように
両手の指をきっちりときれいに揃えて
ソースやら青ノリやらかつお節やらを出すのが
とてもおかしいです。
見ているだけで疲れますww



最後の、変な新進気鋭の画家の家の設計を受ける件も、
大変良かったと思います。
こういうお話の場合、
憤慨して依頼を蹴って終わらせるパターンが多いので、
桑野さんが自分の意見をぶつけた上で受けると決め直したのは、
周囲に迷惑を掛けずに済む点でも、
これが彼らしい選択である点でも素晴らしいです。





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続きの感想も書きました。
第7話「親戚づきあいがキライ」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-03-01 23:28  nice!(0)  コメント(0) 
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