感想:アニメ「のだめカンタービレ フィナーレ」Lesson7(第7話)*ネタバレあり [のだめカンタービレ:感想]
ノイタミナ枠のアニメ
「のだめカンタービレ フィナーレ」の感想です。
今回はLesson7です。
私は原作の漫画のファンです。
以下の記述にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【Lesson6】
「のだめカンタービレ」の感想記事のURLは
ジャンルを問わず、こちらのページでまとめています。
【感想一覧:のだめカンタービレ】
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特筆すべきはやはり、
のだめがオクレール先生から
「メグミ」と呼ばれた事だと思います。
皆さん、よくご存知のように、
これまでののだめは、
オクレール先生から「ベーベちゃん」と呼ばれていて、
個別の名前を呼ぶに値しない生徒
(しかも赤ちゃん呼ばわり)として
扱われていました。
とはいえ、
オクレール先生は生徒の面倒をきちんと見る方なので、
呼称が変わったからといって
実際のレッスンに変化がある事はないですが
のだめが大喜びしているシーンが表わしている通り、
これは彼女にとって大きな出来事でした。
なまじ、ピアノを練習しなくても弾けてしまった上に、
言葉は悪いですが
耳が良かったが故に猿真似が得意だったのだめは
この“フィナーレ”に入ってから
演奏家として成長しました。
その前ののだめは、己の欠点すら分かってない状態で、
千秋を始めとする他人からあれこれ言われても
聞く耳を持たず、
知ろうとする意欲すらなかったわけですが
こういう、
・無知
・無知である事を恥じない
・無知を改善する気もない
状態だった過去を踏まえれば、
のだめに与えられた“ベーベ”というあだ名は
彼女の内面を表わすのに妥当だった言葉だと思います。
そしてオクレール先生は
のだめの著しい成長を目の当りにして、
彼女が一人の学生として(音楽を学ぶ者として)
ようやくスタートラインを超えたと感じられたので、
このように名前呼びをしたのだろうと思います。
曲をどうやって弾くかは、
演奏家として一つの楽しみであるので、
のだめがこれを放棄しないで良かったなぁと
私も彼女の身になって思えました。
クラシック曲を愛聴する立場である私からすれば、
同じ曲でもって
指揮者や演奏家による解釈の違いを感じられるのは、
楽しみの一つですので……。
(また、「これが好き」「これは駄目」と
勝手な意見を出すのも楽しみの一つww)
さて、一方の千秋。
ルイとの共演を控えて、
彼女と共に事前の打ち合わせを行ないましたが……
千秋を自室に呼んで、
実際にラヴェルを弾いた時のルイの演出として、
のだめが演奏する時のような“音の粒”が再び出たのですが、
私はこれをパッと見た時に、
ルイの周りに埃が舞ってるのかと思いました orz
いや、だって、ルイの部屋って
のだめ二号って感じで汚かったじゃないですかw
(のだめの汚部屋は別格なので
彼女との間には大きな差がありますが)
なので、「そんなわけないよなぁ。これ、音の粒だよなぁ」と
自分に言い聞かせながら見ました。
次週はいよいよコンサートですね。
音楽家として成長している反面、
千秋成分が足りなくて
精神的にちょっと不安定になっているのだめには
試練の時ですけれど、
ここが“フィナーレ”の山場なので
良い回になってくれればいいなぁと
期待しています。
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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。
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