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感想@ドラマ「Love Story」第10話:別れ*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

TBS日曜劇場ドラマ
「Love Story(ラブストーリー)」の感想です。
再放送で視聴しています。
今回は第10話「別れ」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。

前回の感想はこちら。
第9話「本当の気持ち」

各回の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらの一覧記事(インデックス)まとめています。
テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴


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うわー……
今回も私には
美咲さん(中山美穂さん)がウザく思えて
駄目でした。
永瀬康(豊川悦司さん)を男として気にしているのに
それを表さないせいもあるんでしょうが、
勿体ぶった言い方が、私には合いませんでした。

そして、最後の美咲さんの告白を含めて
誘い受けの多いこと多いこと!
他の北川悦吏子先生の作品でも
このパターンはよく出てくるので、
きっと先生ご自身が
誘い受けがお好きなんだろうなと
穿った見方をついしてしまいます……。

最後に電話をしていた美咲さんの台詞
「私、好きかもしれない。どうしよう」って、
むしろ、言われた方が「どうしよう」って感じじゃないですか。
きっと、恋を自覚したばかりの
女性の繊細な心の動きを表現する為に、
北川先生はこのような告白シーンを作ったのかもしれませんが、
「好き“かもしれない”」ってww
と思いました。
部屋で一人きりでこう呟くならともかく、
当人と電話をしている最中にこう呟くのって
逆にずるいと思います。
しかも「どうしよう」なんて
相手に助けや反応を求めているとも受け取れる言葉まで
最後に付いていましたし。



私は、今回の香乃に対しても
ちょっとうざったいなぁと思いました。
わざわざ近くの街で彼女が働くようになったのは、
他のキャラクターにその姿を見せる為であり(制作側の都合)、
鍋島に会いに来た香乃の気持ちでもあるわけですが、
今回、彼女自身が結婚式の嘘を永瀬康に弁明した内容も含めて
誘い受けが激しかったです。
田舎まで行った鍋友もそうですが、
「私はここまでやった。だから残りはあなたが決めて」と
一見すると、相手の意見を尊重すると見せかけておいて
実は、一番大事な決定権への責任を相手に投げ出しているという
身勝手さが見えました。
上記の美咲さんの告白にしても、
ちゃんとした告白だったらともかく、
「好きかもしれない」って……
それでどうするのと問いたくなりました。
美咲さんは、無意識の内に
永瀬康がどう動くのかを待っているのかもしれませんが、
これって狡いよなぁと思います。

というか、今回のお話って
ぶっちゃけ、何も進展していないので、
最後に美咲さんが「好きかもしれない……どうしよう……」と
次回の冒頭でやれば、
今回そのものが無くてもお話に支障が無いと思います。



永瀬康の元恋人の妹さんですが……
すみません、二人が前回と同じような会話をやっていたので
ちゃんと見ませんでした。
でも、会話の断片から察するに、
彼女って、永瀬康を世話することに依存しているみたいでした。

よくありますよね。
本当は本人が一番傷付いているのに、
他人の世話を焼くことで、それを誤魔化しているパターン。
対象(永瀬康)が自分(元恋人の妹)を必要としなくなると
自分自身が困るから、
無意識の内に、会話の中でその問題をぶり返させる……みたいな。
確かに永瀬康は失意の内にあったけれど、
もう元恋人の妹の存在を必要としていないのに、
彼女が勝手にまとわりついているという印象が
最初からなんか強いです。







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続きの感想も書きました。
第11話(最終話)「大切なもの」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-02-23 23:46  nice!(0)  コメント(0) 
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