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感想:ドラマ「ダブル・キッチン」第11話(最終回)「W鼓の乱打!!嫁姑涙の別れ」*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

TBSで再放送が始まった連続ドラマ
「ダブル・キッチン」の感想です。
今回は第11話「W鼓の乱打!!嫁姑涙の別れ」です。
最終回です!
以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第10話「嵐を呼ぶ初孫誕生」

各回の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらの一覧記事(インデックス)まとめています。
テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴


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今回が最終回です!
こちらは古いドラマで、
再放送が既に何度もなされた作品です。
今さら最終回を惜しむのは、ちょっと変な話ですが、
私はこの再放送で初めて、こちらの作品をまともに見たので
放送が終わってしまう事が、とても残念です。

しかも次の番組は韓国ドラマですし……。
以前にも書きましたように、
別に韓国ドラマを地上派で流してくれても良いのですが、
こういう貴重な日本のドラマの再放送枠を
潰さないでほしいです。
もっともっと、
「ドラマのTBS」と呼ばれた時代の素晴らしいホームドラマを
たくさん見たいなぁと思っています。



さて、ありすちゃんに啓一郎君という
かわいい孫が二人も誕生した花岡家。
今回は、長男の嫁である都さんが、
幼い啓一郎君を保育園に預けながら働き始める事から
嫁姑が口喧嘩をする騒動が
何度も起こっていました。

今や、産後の職場復帰を果たす女性が
当たり前のようにいるのを思うと、
真知子さんのように反対するお姑さんがいた当時の苦労は
推測するしかないのですが、
「時代の差だなぁ」と痛感しました。
でも、現代において
女性の社会進出は積極的に果たされているのに
労働環境が良くなるどころか
却って悪くなっている部分もあるのを思うと
皮肉な話だなぁと思いました。
この花岡家では、赤ん坊の世話をできる人が家にいるのに
(真知子さん達夫婦)
啓一郎君を保育所に預けられるじゃないですか。
こういう問題は地域性もあるかと思いますが、
現代では、子供を保育所に入れる為だけに
とりあえず離婚しちゃう夫婦がいるのを思うと
(片親の方が子供を保育所に預けやすくなるので)
うらやまし過ぎる環境だと思わずにはいられませんでした。



仕事と家庭の両立に加えて、子育ての問題も加わって
「放っておいて下さい」と都さんに突っぱねられた真知子さんが、
それでも、風邪で倒れた都さんの看病を
夜通し甲斐甲斐しくするシーンは、
見ていてとても和みました。
なんだかんだ言っても、
真知子さんは都さんを家族の一員として認めているんだと
伝わってきました。

だからこそ、忍たち三人のロンドン転勤時は
とても淋しそうでしたが……。

忍たちが帰ってくる際のシーンが、
第1話の冒頭で、
花岡家に越してきた時の遅刻再び!になっていて
おかしかったです。
都さんが包丁、真知子さんが鼓を出した際に、
両家の男が揃って家の外に出るのも……。
お互いに、
妻の感情に振り回される旦那としての立場が同じですし、
その妻たち(嫁姑)も似てきたので、
「あぁ、これが家族だな」と、強く感じる事ができました。

最後まで本当に楽しい放送だったので
終わるのが惜しくて惜しくてたまりませんでした。
まさに、ホームドラマの名作だと思います。



ところで、寺田ユウノスケによって
栃木で英才教育を施されているというありすちゃんですが、
ベビーベッドに貼られた文字に
スタッフさんの悪ノリが感じられて
笑ってしまいました。
娑婆、醤油、韮……はともかく
凄く目立つ所に“陰金田虫”とあって
「おいおいおいおい」と
ツッコミを入れずにはいられませんでしたww







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2010-02-22 22:13  nice!(0)  コメント(0) 
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