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感想:ドラマ「宿命 1969-2010 -ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京-」第5話「破滅のプロポーズ」*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

連続ドラマ
「宿命 1969-2010 -ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京-」の
感想です。
今回は第5話「破滅のプロポーズ」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。


前回の感想はこちら。
第4話「女の全てを奪う罠」

各回の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらの一覧記事でまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2010年冬 放送開始作品(1月〜)


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今回も、失礼ながらネタドラマとして
とても面白かったです。
相変わらず“役者が豪華な昼ドラ”感が漂っていますが
こちらの作品はそれが良いですね。
そして、これまでの感想記事にも書いてきましたように、
今や有川崇の不幸の元凶となっている
彼の母親・三奈さんが、おかしいww
三奈さんさえ保身に走らず、
息子たち家族に本当の事情を話せば
傷付く人も心の傷の程度も最小限で済んだのに、
暴走する彼女のせいで、
人も傷口もどんどん範囲を広げているのがおかしいです。
しかも、息子の幸せを願っているのに
実際には彼を傷付けているというのもなぁ。
でも結局、秘密を守り通そうとしているあたり、
三奈さんは自分を一番大事にしているんですけどね。
息子の為と言いつつ
彼女は自分の為に動いていますし。



今回の放送の終盤で、
婚約者の白井尚子と会っていた有川崇に対して、
母親の三奈さんが、「親子の縁を切るわよ!」と叫んだシーンに
私は失笑してしまいました。
だって……言っている事が矛盾してるじゃないですか。
有川崇自身が自覚しているように、
また、彼の父親(三奈さんの夫)も言っていたように、
有川崇は三奈さんの夢の体現者です。
三奈さんが自分の代わりに、
日本の政治の中枢に行かせようとしている人間じゃないですか。
なのに、ここでもし有川崇と親子の縁を切ったら
三奈さんの夢は叶わないと思うんですが。
有川崇が、政治家への夢を諦めてまで
尚子さんと結婚したいと思っている以上、
どうしたって息子に政治家になってほしい三奈さんが
「親子の縁を切る」云々を言っても
脅しにならないと思います。
今回は、こういう発言が
売り言葉に買い言葉で出ただけでしたが、
もし本当に親子の縁を切るような事態になったら
一番困るのは有川崇でなく三奈さんだと思います。
脅しの内容と対象がずれてますよね。



さて、笹山宣子。
宣子なんてすごく良い名前を親に貰っておきながら
三奈さんの策略のせいで、どんどん悪い女になっています……。
彼女自身は、元々は常識のある女性だったのを思うと、
この転落っぷりが哀れでなりません。
でも、元同級生からビデオテープを取り上げるシーンは
格好良かったと思います。
状況上、仕方がないとはいえ、
こちらの作品は主人公・有川崇の影が薄いので、
宣子には、代わりの主人公として頑張ってほしいです。

有川崇のマリファナの件は
馬鹿だなぁとしか思いませんでした。
三奈さんが言っていましたが、
政治家なら、回数ではなく、
麻薬を吸ったことに対する有無が問題になりますよね。
あの映像の内容じゃ仕方ないとはいえ脇が甘いです。







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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第6話「歓喜と絶望の妊娠」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-02-22 22:01  nice!(0)  コメント(0) 
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