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感想:アニメ「デュラララ!!」第7話「国士無双」*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「デュラララ!!」の感想です。
今回は第7話「国士無双」です。

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以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。


前回の感想はこちら。
第6話「東奔西走」
第1〜6話を再び見直し
感想と考察をキャラクター別にまとめてみました。
感想と考察のまとめ:アニメ「デュラララ!!」第1〜6話*ネタバレあり

各回の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらの一覧記事でまとめています。
アニメ感想一覧:2010年1月 開始作品


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上記にも書きました通り
私は、今回の第7話を視聴する前に
第6話までの放送を見直してみました。
何度も見ましたので、
やっとこの「デュラララ!!」の面白さに気付いたのですが、
今、こうして第7話を見たところ、
もしその前を見直してなかったら、
今回も「全く面白くありませんでした」との言葉で
感想を締めていただろうなと思いましたw

今は、キャラクターにもストーリーにも興味がありますので、
こちらの作品の主要人物である
平和島静雄、折原臨也、岸谷新羅をよく知る手がかりとして
来良学園の同窓生だった彼ら三人の過去を得られたのは
有難かったです。
でも今回は、第4話のセルティに続き、
キャラクターを絞った過去回想なので、
“とりあえず見る”程度の関心しかない視聴者には
つまらないと思われても当然だと思います。
今回の作中でも、事件が幾つか描かれましたが、
第4話もそうだったように、
事件そのもので視聴者を楽しませるのではなく、
「こういう事があった」「ああいう事があった」と
事柄を淡々と見せていく内容だったので、
“平和島静雄”という人間のバイオグラフィーの一部を
映像で見せられただけなんですよね。
なので、視聴者がキャラクターに興味がないと、
「……それで、これが一体何?」で終わってしまいます。
第4話(セルティ)もそう、今回(静雄)もそうなので、
制作側がこういう描き方はしているのは、わざとなのでしょうが、
もう少し、お話に盛り上がりが欲しいなぁと思います。
今回はあくまで回想メインのお話なので
現在のみが描かれるお話より
内容が多少地味になるのは当然かもしれませんが
これだけ説明調だと、どうしても
単調な作りだと思えてしまいます。



さて、ちゃんとした(笑)感想です。
今回は
自動販売機やらコンビニのゴミ箱やらを持ち上げては
他人に投げ付ける男──平和島静雄のお話でした。
セルティの同居人(恋人?)で
検査マニアらしい岸谷新羅とは
幼馴染みの腐れ縁なんですね。
というか、折原臨也も含めた三人共、
来良学園の同窓生(元同級生)だったとは……。
主要人物のほとんどがあの学校出身かぁ。



すみません、学ラン姿の折原臨也に萌えましたww
黒髪短髪、学ラン、目が一重の涼やか美形、
──それでいて性格が悪いって、私の男子萌えのストライクです。
彼が赤シャツ似合うのに気付いた瞬間に負けましたww
私は同人サイトもやっているので
一瞬だけ、静雄×臨也で何か書こうかと思いましたが
折原臨也が平和島静雄に抱かれるシチュエーションが
すぐに思い浮かばなかったので
(というか、そうなったら二人は終わりだと思うw)
止めました。

さて、趣味の話はこれで終わりにして……。
(やおいがお嫌いな方にはすみませんでした)

いい兄弟じゃないですか、平和島家は!!
弟の羽島幽平もとい平和島幽は、役者兼タレントさんなんですね。
警察のポスターに起用されるなんて
作中ではかなりの有名人なんじゃないでしょうか。
平和島幽が非常に寡黙なのは、
煩くて切れやすくて感情の波が激しい兄と
幼少時から常に接してきたせいでしょうか。
今は離れてしまっているけれど、
お互いに相手を大事にして、心配しているのが良かったです。
でも、主演作“吸血忍者カーミラ才蔵”は無いww

弟の平和島幽が大量に送りつけてきたバーテンの服を、
兄である平和島静雄が着用するだけで、
深い兄弟愛を感じられるのって、素敵だと思います。
肝心の静雄が
バーテンの仕事を早々に止めなきゃならなくなったのは
残念でしたが、
それでも彼が今もずっと着続けているところに
弟思いの感情がよく出ていました。
今回、「俺達ゆとりだしぃ」のチンピラの言動を聞いても
必死で耐えていたのに、
バーテンの服を彼らの一人に汚された途端に
堪忍袋の緒が切れて、
いつも通りに破壊行動をしてしまったのも、
おかしかったと同時に
彼が弟を大事にしているのが分かって
良いなぁと思いました。

ところで、平和島静雄は
手元にある何か(その時によって違う)を
ポキッとやってから、
何か大きな物を持ち上げて投げ飛ばすというのが
定番なんですね。
状況を考えれば、ポキッとやる直前に
彼の理性はプチッと切れているわけですが
あの行為がまるでスイッチみたいで
見ていて面白かったです。



そして、分かってはいたけれど
昔から折原臨也は酷いんですね。
折原臨也がいつからああなのか、
私は彼の過去を是非知りたいと思いました。
折原臨也の場合、
何か辛い事があって絶望した結果、
あのように性格が捻くれたのではなく、
退屈なのが嫌だというようなくだらない理由が
行動の元になっている気がします。








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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第8話「南柯之夢」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-02-21 23:32  nice!(2)  コメント(2) 
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goth

ドタチンも同じ高校出身ですよ!
影が薄くて(笑)わかりづらいですが
by goth (2010-02-21 15:37) 

さくら

■gothさま
こんにちは。コメントありがとうございます。

> ドタチン

本当ですか? びっくりですww
……というか
この回の回想で高校生のドタチンも出てくるのでしょうか。
実は、頂いたコメントを拝読してから
この回をざっと見直してみたのですが、見つけられませんでした orz

だから彼は、最初と最後で静雄に挨拶していたのでしょうか??

……となると、この作品の主要人物のほとんどが
同じ高校出身って事になりますね。
最初の回での帝人君のモノローグで、
学力レベルもそこそこで、校舎もきれいで──と
良い学校っぽいイメージがありましたが
蓋を開けてみたら、とんでもない学校なのでしょうかw

教えてくださりありがとうございました!
by さくら (2010-03-07 14:26) 

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