感想@ドラマ「Love Story」第7話:最後のデート*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
TBS日曜劇場ドラマ
「Love Story(ラブストーリー)」の感想です。
再放送で視聴しています。
今回は第7話「最後のデート」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第6話「まさかのキス」】
各回の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらの一覧記事(インデックス)まとめています。
【テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴】
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今回は二つのデートがメインに描かれました。
まずはサブタイトルにもある“最後のデート”
──鍋友恭二と小林香乃のデートです。
私は関東住まいなのですが
幼い頃は、気楽に東京に遊びに行く事は難しかったので、
中学生ぐらいまでは、香乃のように
“東京に行ったら××したい”と妄想した事があります。
なので、鍋友と共にそれを実現させた彼女を見ていたら
なんだか懐かしくなりました。
香乃は、これまでの彼女の不可解な言動に対する説明として、
決められた人生のレールの上を走らされるのが嫌で、
物語に出てくるような恋愛をしてみたかったと語りました。
好きな人の傍で生活して、
甲斐甲斐しく彼の世話を焼いて、
時にはデートをして……
でも、ノリで他の人とキスをするハプニングもあったりして
──というのが、香乃流の流行りの恋愛だったのでしょうか。
確かに、そう言われてみれば、
香乃の言動は分かりやすいほどテレビドラマ調でした。
ただし、“お約束”な展開になりがちだったのは
北川先生の他の作品の定番でもある事なので、
そこを逆手に取った自虐ネタなのかなと、
私は一瞬だけ、穿った見方をしてしまいました。
(北川先生がこれまで書いてきた作品の登場人物のような女を、
香乃が演じていたので)
前回から登場している香乃の兄を、
あの佐々木蔵之介さんが演じられていたので、
私はびっくりしました。
若かったなぁ。
でも私は、今の彼の方が好きです。
“最後のデート”は、とても良かったと思います。
お互いに気を遣い合っていたけれど、
これは、自分も相手も気持ちが良い気の遣い方だなと、
私には感じられました。
あちこちでボロが出ていた
美咲さん(中山美穂さん)と池谷の“最初のデート”とは大違いで、
その差も感じられた事で、余計に好ましく思えました。
デートの最後
……駅のコインロッカーに預けていた荷物を出して、
スターバックスで最後のお茶をした後の展開は
見ていて辛かったです。
鍋友が言っていたように
二人とも真実の恋に落ちていましたよね。
そして、場の状況と感情に流されずに
ちゃんと現実を見ていた香乃は
偉かったです。
さて、上記でちょっと触れました“最初のデート”
──美咲さんと池谷のデートです。
最後の最後で大団円ぽくなってましたが、
途中まではちょっと失敗っぽかったですよね。
ただ、電車の窓ごしに「ありがとう」が伝わらないのは
大袈裟だと思いました。
あれぐらいなら、声が聞こえなくても
普通、口の動きだけで分かりますよね。
それに池谷も、美咲さんの用件がイルカだと
察しぐらいはつくでしょうし。
そして、混雑した満員電車で抱き合うって
端から見たら、いい迷惑のDQNカップルですww
邪魔過ぎるww
こういうふうに
登場人物が自分達の世界に浸っちゃうシーンがあるのは
さすが北川作品だと思いました。
かわいかった&可哀相だったのは、
自分の新作完成記念の打ち上げに出かけたのに
他の面子が誰一人として来なかった永瀬康(豊川悦司さん)です。
これ、事前に永瀬康が断わっていたから良かったものの、
下手をしたら、軽いイジメですよね。
当事者である自分抜きなのに盛り上がっている皆を冷やかしに行った
&やっぱり行こうと思い直したのに、
行ったら誰もいないと分かったなんて、
本当、永瀬康はちょっと哀れでした。
今回のデート内容を踏まえると、
美咲さんと池谷の恋愛関係には
遅かれ早かれ、綻びができると思います。
となると、再び永瀬康が台頭してくるはずですが、
彼をずっと好きでいるらしい元婚約者の妹が
大きく関わってくるようになるのでしょうか。
次回が楽しみです。
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続きの感想も書きました。
【第8話「またフラれるの」】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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