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感想@BLCD「窮鼠はチーズの夢を見る」*ネタバレあり [BLCD感想]

BLCD「窮鼠はチーズの夢を見る」の感想です。

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キャストは
・大伴恭一:中村悠一さん
・今ヶ瀬渉:遊佐浩二さん です。

原作の漫画は未読です。
以下の記事にはネタバレがあります。


BLCDの感想記事のURLは、他作品も含めて
こちらの一覧ページでまとめています。
感想一覧:BLCD


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BL作品についての私の嗜好をまとめてあります。
個人的嗜好のせいで、感想=正しい評価とならない時もありますので
その目安にして下さい。
初めにお読み下さい*BLCD感想について



こちらの作品とは、
私がお友達の鳥皮ゆん先生(仮名)のご厚意で
BLもののドラマCDを聴かせてもらうようになった
割と初期の頃に出会いました。
普段、BLものと接しない私が
「BL作品って、やっぱりお話が似たりよったりだなぁ」と
思い始めていた頃だったので
こちらの作品はとても新鮮に思えました。
今でもとても好きな作品です。

とりあえず、主人公カップルが
肉体関係を持って
名実ともにカップルちゃんになったところで終わりなので、
お話がきっちり終わっているというよりは、
二人の関係に一区切りがついた時点で終わらせているという
印象があります。
なので、聞いていて
「あれ? これで終わり?」みたいな唐突感があるのは
否めませんが、
それを差っ引いても面白いです。



まずは、なんと言っても主人公の恭一(受け)。
ヘタレですww
男前の声なのに、中身がヘタレリーマンです。
作中で、恭一は“流され侍”との言葉で評されるのですが
まさにこの言葉がぴったりだと膝を打ちたくなるぐらい、
彼は常に、その場の勢いに流されてしまいます。
結婚をしたのに、別の女との浮気を繰り返し、
その浮気がバレるかもしれないと分かった時には
興信所で働いていた今ヶ瀬からの要求が
キスだけだったのもあって、
渋々ながら応じてしまいますし……。
また、30歳にもなろうかという年で、
もしや自分は人を本気で好きになった事がないのではと
今さら気付く有様です。
恭一は、とにかく自分がない人です。
しかし、そんな恭一が
今ヶ瀬との再会を機に変わっていき、
彼への執着で自分というものを確立していきます。

リーマンにしては、
中村悠一さんの声がちょっと高めなのがまた、
ふらふらと揺れてしまう恭一の軽さを表わしているようで、
とても合っていると思います。
それに、中村さんの声には素敵な艶がありますしね。
素敵です。

関係がない事ですが、
私は未だに声優さんに興味がない為、
好きなキャラクターに声を当てはめることが少なくないです。
また、こちらの作品については、
CDを聴いた後にブックレットを見たので、
私はずっと、ガンダム00のグラハムを思い浮かべていた事もあり、
(丁度、00にむちゃくちゃハマってた時期だったので……)
当たり前なのですが、
恭一に向かって「あ、金髪じゃない!」と思いました orz



さて、攻め役である
相手の今ヶ瀬を演じられた遊佐浩二さん。
この人も相変らず色っぽいです。
遊佐さんは本っ当に
攻めでも受けでも器用に演じられますよね。
森川智之さんはBLの帝王と呼ばれていますが、
遊佐さんも、そう呼ばれても良いと思います。
それぐらい、こちらの作品でも
色気ムンムンで凄いです。



二人の絡みは少なめです。
セックスシーンも最後に一回、ちょろりとあるぐらい。
キスシーンは何回かあるけれど
水音少ないですし、割と普通です。
なので、エロ目的だと物足りないかもしれません。
でも、こちらの作品のウリは
お話の面白さ(恭一の流されっぷり)にあると思うので
エロじゃなきゃ!という人以外は問題ないと思います。
お勧めです。





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2010-02-16 10:09  nice!(0)  コメント(0) 
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