感想:NHKドラマ「とめはねっ!鈴里高校書道部」第6回(最終回)「鈴里書道部の絆」*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
NHKのテレビドラマ(ドラマ8)
「とめはねっ!鈴里高校書道部」の感想です。
今回は第6回(最終回)「鈴里書道部の絆」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んでいません。
前回の感想はこちら。
【第5回「書道部分裂!?」】
各回の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらの一覧記事でまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2010年冬 放送開始作品(1月〜)】
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最終回です!
大江君から好意を寄せられているかもしれない事への
強い意識だけでなく、
書道パフォーマンスの肝となる“大字”の担当、
そして引っ越し&転校の可能性……と、
今回の望月結希は、心が揺れっぱなしでした。
親たちの思い出の曲に感動して、
その歌詞を書くという事で、
結希は、大字の部分である“轍(わだち)”という言葉に
あまりピンと来てなかったようですが、
国道134号線の唄であると大江君から聞かされた事で、
遠かった“轍”を
ぐっと近くに感じられるようになったというエピソードは
大変良かったと思います。
試しに、この“希望の轍”でぐぐってみました。
公式の宣言ではないですが、
巷では、本当にR134の唄だと言われているらしいですね。
【ウィキペディア:希望の轍】
鵠沼学園のパフォーマンスでは
忌野清志郎さんの“スローバラード”も流れました。
作中で使われる曲がちょっと古いのは、
制作側の趣味でしょうか。
放送&制作がNHKなので、
年代が上の人への考慮もあったかもしれません。
また、現実だと、
どうしても流行の唄では他校と被るので、
意識的に古い唄を選ぶ事もあるかもしれませんね。
鈴里高校書道部のパフォーマンスについては、
私は、鵠沼学園のよりもこちらの方が好きでした。
最後、色インク(?)をまくところが特に。
“轍”の字も迫力があって、生きていたと思います。
そして、それまで自分の汚い字に対して
強いコンプレックスを持っていた結希が
仲間に──しかも毛筆で手紙を書いた事は
とても大きな進歩だったと思います。
短い回数のドラマでしたが、
最後に主人公が大きく前進した事も含めて
きれいにまとまっていたと思います。
正直に言うと、鈴里の三位入賞は出来過ぎで、
私は、“努力賞”や“敢闘賞”での受賞が妥当かと思いましたが、
この先がない(ここで終わるドラマである)のを思えば、
これで良かったのだとも思えました。
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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。
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