さくらもちモチ

感想@アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT」第43話 蟻のひと噛み*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT」の感想です。
今回は第43話「蟻のひと噛み」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んでますので、
まだアニメ化されてない部分に記事で触れている場合があります。


前回の感想はこちら。
【第42話「反撃の兆し」】

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
【アニメ感想一覧：鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT】


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今回の前半の放送は
マルコーを捕まえにきた対エンヴィー戦が主でした。

最初は、前回の終わりの続きで
「あわや裏切りか？」と視聴者に思わせておいて、
その場にいる者の総力戦で
エンヴィーを何とか倒したのは、面白かったです。
展開が安易と言えばそうかもしれませんが、
スカーが合流してからは
これが本格的な共闘であるのを思えば、
見ていて感慨深くなります。
皆、立場も考え方も過去も違うけれど、
同じ志の為に一つになるのは素晴らしいです。

また、エンヴィーを倒した後で、
それぞれが自分の進むべき道を語りますが、
「こういう時、兄さんなら……」と語ったアルと、
この国を変える為にと言って
迷わずマルコーに協力を仰いだスカーには
人としての成長を感じられました。
スカーは、メイにエンヴィーの成れの果てを託した展開も
素晴らしかったですね。
あのイシュヴァール殲滅戦のきっかけが
エンヴィーであるのを思えば、
それこそスカーにとってエンヴィ−は、
何度殺しても足りないほど憎い相手でしょうが、
一時の情に走らず、
ちゃんとメイの事も考えていたのは凄いと思います。
作中でどのくらいの時間が経過したのかは分かりませんけれど、
スカーは、それまでの行動が極端だった分、
精神的成長が著しく見る事ができています。

尤も、今後の展開を踏まえれば、
メイにエンヴィーを渡さず、
この時点でブチッと踏みつぶすべきだったとは言えますが……。



最後、Ｃパートでの親子の対面
（ホーエンハイムとアル）があったせいで
印象が薄れがちですが、
Ｂパートの最後にアームストロング少将が見せられたものは
怖かったです。
原作で、あれらが動いたシーンを読んだ時の事を
ちょっと思い出してしまいました。






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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
【第44話「バリンバリンの全開」】

宜しければ、合わせてご覧下さい。