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感想@アニメ「テガミバチ」第18話:テガミバト*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「テガミバチ」の感想です。
今回は第18話「テガミバト」です。
ネタバレがあります。
原作の漫画は未読です。


前回の感想はこちら。
第17話「テガミバチとディンゴ」

各回の感想記事のURLは、他作品も合わせて
こちらの一覧ページにてまとめています。
アニメ感想一覧:2009年10月〜2010年3月


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今回はテガミバチならぬテガミバトのお話でした。

こういう同業他社もののお話の場合、
相手の性根によって展開が決まってきます。
・相手が良い人だった場合
→どこかに泣けるポイントがある/途中で双方が協力する
・相手が悪い人だった場合
→主人公が勧善懲悪モードで相手を倒す/相手を改心させる
です。

今回は、一見、悪人と思わしき彼ら“テガミバト”でしたが、
心弾によって明らかになった過去によって、
やはり良い人だったと判明しました。
テガミバトの連中に嫌がらせをされたのに、
心根の優しいラグが、最終的には彼らを助けた事まで
お約束な展開が続きましたが、
今回に限らず、このテガミバチは王道なお話が多いので
これもテガミバチらしいお話と言えたと思います。
最後、テガミバトの一人にラグが肩を貸して、
共にゴールするシーンは、
とても良かったです。



一つ気になったのが、この作品の土台である世界観です。
今回、テガミバトが台頭した理由に、
高価なせいで人々がテガミバチを気軽に利用できない問題点が
挙げられました。
これまでも、切手が高価である事は作中で言われていたので、
人々の間でこのような代替が出るのは
当然と言えばそうですが、
よくテガミバチの本部が許しているなぁと思います。
というのも、
たとえば以前に、本物のテガミバチでないと
世界のはしっこの橋を渡れない話があったように、
こういう別の手紙の送り方には
世界が何らかの制限を掛けているのではないかと
私は以前から思っていたんです。
(たとえば、現実世界で言えば、
信書を運んでいいのは郵便局の封書だけで、
他者の宅配便で信書を運ぶのは法律で禁止されています。
郵便局で扱う郵便物についても
信書を入れられる物は限られています)
それが、今回は“手紙を確実に届ける”信念の有無だけで
あっさりと終わっていたのが、意外に思えました。
それこそ私は、
別の手段で運ばれた手紙は、途中で消えてなくなる
……という想像をしていましたので。


まぁ、結局、
確実に届けてほしいなら高価なテガミバチ、
不安要素はあるけれど安価で済むテガミバト
という使い分けができるようになったのは
一部の人々には有難い環境の変化なので
良かったと思います。





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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第19話「病気のテガミバチと少女たち」

宜しければ、合わせてどうぞ


2010-02-07 21:17  nice!(0)  コメント(0) 

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