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感想:ドラマ「ダブル・キッチン」第3話「姑VS.母覚悟しいや」*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

TBSで再放送が始まった連続ドラマ
「ダブル・キッチン」の感想です。
今回は第3話「姑VS.母覚悟しいや」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第2話「葬式はダイハード」

各回の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらの一覧記事(インデックス)まとめています。
テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴


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こちらの作品、脇役が良い感じで悪いですね。
嫌味ったらしくて恩着せがましくて、我侭で……
で、主人公夫婦がそれに振り回されているのが
大変面白いです。



さて今回は、妻である都さんが休日出勤、
旦那は職場の上司と同僚を自宅に呼ぶ──という
イベント同士がはち合わせした回でした。
そういえば、私が子供だった頃って
結婚したり家を新築したりしたら
こうやって会社の人間を呼んでお披露目する風潮が
世間であったような気がします。
よく、引っ越し案内状や年賀状で
“近くにお越しの際には、是非お立ち寄り下さい”なんて
一筆書きますけれど、
それをまさに実行していた感じ……と言えば良いでしょうか。

これはこれで良いとは思いますが、
今みたいに、仕事は仕事と割り切り、
職場での付き合いを家庭に持ち込みたくない人が
決して少なくない状況では
伺う方も招く方も嫌ですよね。
友達同士ならともかく、
上司と部下じゃ、どうしたって気を遣いますし。
会社の飲み会ですら出たくない人にとって
自宅に伺う/招くなんて、とんでもない事でしょう。

でも、そういうドライな関係が当たり前な現代だからこそ、
深い付き合いができた昔は良かったなぁと
羨ましくも思います。
(終身雇用が当たり前で
全員が正社員だからこそのお話でしょうが)
年始伺いにお中元・お歳暮なんて
実際にやるとなると、お金も掛かりますし、
何より面倒臭いですが、
元々の意味を考えると、とても良い風習ですよね。



以前の感想でも、
作中で出てくる様々な事で時代の差を感じると書きましたが、
今回も冒頭でありました。
それはゴミ出し&ゴミ袋。
さすが十七年前、ゴミ袋が黒かったww
しかも、ゴミ置き場には青いポリバケツがありましたよ。
この頃はゴミを捨てやすかったなぁと
改めて思いました。

そして、新宿のクィーンズシェフ(高級スーパー)。
雅子妃殿下がまだ民間の人で、
小和田姓だった頃なんでしょうね。
「あの小和田雅子さんが〜」という台詞がありました。
あの当時は、まさか今、
彼女がロイヤルニートと呼ばれて叩かれるとは
誰もが思ってなかったと思います。



最後に、真知子さんが都さんに不満をぶちまけますが、
働いた事のない人ならではの台詞だなぁと思いました。
ただ、都さんも家事をきちんとやれてないので、
彼女にも非はあるんですが……。
玄関前を始め、二世帯の共有スペースの掃除は、
どっちがやるかを曜日で分けたら良いのにと思いました。
そうしたら、さすがの都さんも
「この日はやらなきゃ!」と自覚を持つでしょうし、
もし彼女が忘れていたら
真知子さんも正面から堂々と注意できますし。
お互いの精神状態にも良いと思います。



細川ふみえさん(懐かしい)演じる元恋人は、
真知子さんのお気に入りのようですが
ああやって真知子さんに言われるのは
逆に辛い気がします。
だって、女としてどんなに惜しまれたって褒められたって、
真知子さんの息子は
別の女(都さん)と既に結婚しちゃったじゃないですか。
都さんへの不満もあって
自分が真知子さんから褒められていると自覚したら、
もし私だったら複雑な心境になるなと思いました。







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続きの感想も書きました。
第4話「地獄の家族旅行」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-02-05 11:41  nice!(0)  コメント(0) 
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