さくらもちモチ

感想：アニメ「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」第5話「山踏ミ・世界ノ果テ」*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

「アニメノチカラ」プロジェクト
第1弾として放送されている
アニメ「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」の感想です。
今回は第5話「山踏ミ・世界ノ果テ」です。
以下の記述にはネタバレがあります。


前回の感想はこちら。
【第4話「梅雨ノ空・玻璃ノ虹」】

各回の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらの一覧記事でまとめています。
【アニメ感想一覧：2010年1月 開始作品】


────

今回は“遠足”話でした。
ご覧の通り、単なる遠足（遠出）でなく、
下っ端三人組（ノエルだけ伍長なんですね）の為の
兵士としての訓練も兼ねられていたわけですが……。

重箱の隅を突くような指摘ですが
個人的には、見守り役のリオは、
ヤマモモ取りのシーンでその姿を表わす方が
良かったのではないかと思いました。
一度目のは特に要らなかったと思います。
置いておいた荷物が奪われた件は、
散らかし具合がきれいな事からいって
（動物はあんなきれいに物をあさらない/
残された物に引きちぎられた形跡が全くない）
あれが人の仕業である事は一目瞭然でしたし、
何より、カナタたち三人が
尋常でない重さのザックを最初から背負わされた時点で、
これは普通の遠出でない
（あくまで訓練だという）事も分かるので、
途中から、非常時の行軍訓練になったのだとも
分かりますし。

ただ、このエピソードは
もし今後に繋げられるのなら、良いかもしれません。
ベタベタでコテコテな展開ですが、
たとえば、いざ戦闘になった時に、
クレハがヤマモモを見つけて飢えを凌ぐシーンや、
ノエルがコンパスを常に携帯するシーンが出てきて、
今回の一連の出来事（反省材料）が、
彼女らにとって
“今後に生かすべき経験”になってくれるといいなぁと
思います。



遺跡と化してるようなものに
勝手に名前を刻んじゃいけないだろうと思うのですが、
既に、砦を守る乙女たちの伝統（？）と化しているから
良いのでしょうか。
個人的にこういう行為は嫌なので、気になりました。
そういう事で自己主張しなくてもいいだろうと
思っちゃうんですよね……。

そして、深夜アニメのお約束よろしく
この作品でもお風呂シーンが出てきましたが、
あまりいやらしくない＆露出が抑え目だったので、
見ていて安心できました。
やっぱり、いかにも“狙っている”入浴シーンは、
ネタだと分かっていても、見ていて不愉快になる事があるので、
この程度にしてもらえるなら、とても有難いです。



また、今回はちゃんと軍事ネタがメインだったので
楽しく見られましたが、
次回は休日ネタのようで、ちょっと不安です。
ぶっちゃけ、前回より前のお話も
半分は休日に近いものじゃないかと思うのですが……。







────

感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
【第6話「彼方ノ休日・髪結イ」】

宜しければ合わせてどうぞ。

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