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感想:NHK大河ドラマ「龍馬伝」第5回 黒船と剣*ネタバレあり [NHK大河ドラマ感想]

2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の感想です。
今回は第5回「黒船と剣」です。

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以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第4回「江戸の鬼小町」

各回の感想記事のURLはこちらのページでまとめています。
感想一覧:NHK大河ドラマ「龍馬伝」


────

今回もツッコミどころが多い内容でした。

まずは、冒頭の黒船襲来。
これを言ってはいけないと思いますが、
あんな浅瀬まで船が近づいたら座礁しますよww
そして驚いている龍馬の小芝居が愉快過ぎる。
いかにもCGな黒船といい、龍馬の軽い土佐弁といい、
「坂の上の雲は良かったなぁ」と
思わずにはいられませんでした。



龍馬が黒船にびっくりしたのは、よく分かりました。
まさに“魂消た(たまげた)”という言葉が
ぴったりだったと思います。

でも、間近で黒船を見た龍馬は、
一応、刀を振りかざして脅しっぽい事を行なった&
その後、威圧感に負けて腰を抜かしていましたが、
そこから、今回の最後で千葉道場を破門される事に通じる
“剣への絶望感”に繋がっていたとは、
私には感じられませんでした。
なんていうか……
上手い言葉が出てこなくてもどかしいのですが、
龍馬に道場で叫ばせた事によって、
制作側は、彼は自分の思いを台詞によって視聴者に説明しましたが、
それを裏付ける行動が、悶々と思い悩む程度だったので
凄く薄っぺらく感じられるんです。
こういうのは、寧ろ、台詞で語らず、
動作や何気ない会話で龍馬の心情を表わす方が自然
&上手いと思います。
そりゃ、台詞は強いですよ。
作中で龍馬が「わしはこう思っちょる」と言ったら、
視聴者は嫌でも「あぁ、龍馬はこう思っているのか」と受け入れますから。
でも、思いの全てを台詞で説明していたら
情感も何もあったもんじゃないですし、
逆に、とても安っぽい雰囲気が漂ってしまいますし、
何より、そこに至る心情に対して共感ができません。

せっかく、龍馬があれこれと思い悩んでいたのですから
そこを上手く使ってもらえたら、
最後は、龍馬と一緒に私も泣けただろうなと
残念に思いました。



今回、山内容堂が出てきましたけど
どうして彼はこんなに老け込んでるのでしょうか。
容堂って、この時は確か30歳ぐらいじゃなかったでしたっけ。
そりゃ、福山雅治さん演じる龍馬が
10代終わり〜20代始めぐらいでしょうから
彼と同じぐらいの老け度にしたら駄目だという事は分かりますが、
あれじゃ老人ですよね。
どうしたんですか……?

それと、上士下士という厳しい身分差がありながら
(これは地域によるかもしれませんが中士もいたみたいですね)
身分に関係なく殿様に意見書を提出できるって
ビミョーに矛盾していませんか?
こういう時代だからこそ身分関係なく意見を〜という
切羽詰まった状況だったのかもしれませんが、
あの映像からはそういう雰囲気は感じられませんでした。
また、身分差がありすぎるので
半平太が殿様から直接お声を貰えなかったのは当然として、
これ、下士の意見がそのまま読まれるのにも
私は違和感を持ったのですが、どうなんでしょうか。
いえ、武士の間に酷い身分差があるからこそ、
その仲介役が──それこそ上士のような立場の人が、
下士に代わって(実質的には横取りをして)
自分の意見として提出するものじゃなかったのかなと
思ったんです。



それと、こちらの脚本家さん(福田靖氏)の作品で
いつも気になる事があるのですが……
役者さんが現場で改変しているのか、
それとも台本にそう書かれているのかは分かりませんが
二重敬語が多いです。
今回も、佐那からきんつばを渡された龍馬が
「頂戴いたします」と言っていて
私はおいおいとのツッコミを入れてしまいました。
(“頂戴する”だけで“貰う”の尊敬語/
“拝見する”も同様で
よく“拝見いたします”と間違った使われ方をしやすい)
細かな事にああだこうだと言っても仕方がないのですが
私自身が、よくこの間違いをしていて
普段から「間違えないようにしよう」と心掛けているので
気になってしまいます。
時代ことばなら尚更、
“二重敬語=天皇に対してのみ使うことば“との意識が
現代より高いのではないでしょうか。








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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第6回「松陰はどこだ?」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-02-07 21:39  nice!(0)  コメント(0) 
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