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感想:ドラマ「眠れる森 A Sleeping Forest*再放送」第10幕「サンタクロース」*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

連続ドラマ「眠れる森 A Sleeping Forest」の感想です。
フジテレビの再放送で視聴しています。
今回は第10幕「サンタクロース」です。

私は、ほぼ初見に近い状況で視聴しています。
ウィキペディアを読んではいるので
途中までのおおよその設定は分かっています。
以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第9幕「マリアは見ていた」

各回の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらの一覧記事(インデックス)まとめています。
テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴


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最後のシーンで、「えええええ」とびっくりしました。
その前から伊藤直季の元カノちゃんが危なっかしかったですが
まさか本当に襲われてしまうとは。
左手の形からいって、元カノちゃんはもう亡くなっていて
身体も死後硬直してますよね。
直季の為に余計な事に首を突っ込んじゃったから
犯人に消されちゃったのか……。
死ぬ前に、電話越しとはいえ
彼女がもう一度聞きたかった直季の「好きだ」との言葉を
言ってもらったのは良かったですが、可哀相です。



ところで、サンタクロースは本当に国府なんですか?
というのも、顔や背格好が分からないこの手の変装って
作中の登場人物より視聴者を騙す為の工作である場合が
多いですよね。
色々と予想する事はできますが、
・サンタクロースは国府
・サンタクロースは国府以外の誰か
・サンタクロースは二人いる
この可能性が強いと思いました。
特に、一番下──サンタクロースが二人いる可能性です。
前々回の最後と前回の冒頭で
直季が国府に襲われた上に、「もう探るな」と言われていたので
今回も犯人は国府だと思うのが普通でしょうが、
国府の姿でなく、わざわざサンタクロースの格好でというのが
むちゃくちゃ気になります。
直季を襲ったサンタクロースと、
彼の元カノを殺したサンタクロースは、同一人物だと思うので、
これ、国府じゃなく、
それこそ濱崎輝一郎とかじゃないのかなぁ。
極端な想像ですが、
濱崎が直季の元カノを殺してから、大庭実那子に会いに行く
→彼女と共に寝ていたところに、国府からの電話を受ける
→翌朝、直季の元カノの死体が明るみに
……という流れなのかなとも思えました。

違っているかもしれないですけど
あれこれと想像しながら見るのは楽しいですね。
本当、面白いです。
そしてまた、週末で放送がない苦しみを味わっていますが
再放送でまとめて見られた事は
私にとって幸せでした。
これ、次の放送まで一週間も待たされるなんて、辛過ぎる……!



冒頭で、直季の父親(実那子の父親でもあった)が
十五年前の事件の夜のことを話してくれましたが、
「あの家はもう限界だった」という悲痛な台詞が、胸にきました。
端から見るととても幸せそうだった家庭が、実はそうでなく、
表面張力によって辛うじてコップから溢れない水のようだったと
改めて分かって、せつなかったです。
そりゃ、大っぴらに言えなかったとはいえ
自分の子が、引き取られた先の親に虐待を受けていると知ったら
「何が何でも自分が引き取る」と決めますよね。
けれど、その夜にあの惨劇が起きてしまったなんて……。
彼の心中を思うと、私も辛かったです。







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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第11幕「殺人者」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-01-30 23:39  nice!(0)  コメント(0) 
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